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人気モデルの起源を追え!市販化されたコンセプトモデル6選

11/10(日) 8:00配信

&GP

一般的に新型車の開発には早くても数年の歳月がかかります。その前段階で、企画は5年以上前から行われます。長いものだと10年近く前に企画が持ち上がることも。
そして中には、コンセプトカーを製作して市場の反応を見て、高い評価が得られると製品化に向けて動き出すというケースもあります。

【人気モデルのコンセプトカーの画像はこちら】

そこで、現在市販されている人気モデルは過去にどんなコンセプトカーとして公開されたのかを調べてみました。

ホンダ「S660」 ー2011年発表のEVコンセプトのデザインを踏襲

2015年に登場した軽ミッドシップオープンスポーツのS660。ビート以来の軽2シーターオープンカーですが、S660にはある裏話が。

開発責任者は弱冠26歳(発表時)の若手社員。ホンダビートに憧れたクルマ好きの青年は、2010年に行われたホンダ技術研究所創立50周年の新商品提案企画で優勝。彼が企画案を提出したのは軽スポーツカーでした。

そして2011年3月から開発がスタートしましたが、直後に東日本大震災が発生。「もし開発スタートが少しでも遅れていたら、企画自体が動かなかったかもしれない」と、発表時のインタビューで答えていました。

S660のデザインモチーフになったのは、2011年の東京モーターショーで発表された次世代電動スポーツスポーツコンセプトのEV-STERでした。EV-STERのサイズは全長3570mm、全幅1500mmと、軽自動車規格よりわずかに大きいものでした。

しかし東京モーターショー直後から、このクルマを軽スポーツとして発売してほしいという声がホンダに数多く寄せられたそうです。

そして開発が動き出してから4年の歳月を経てS660が登場。フロントやサイドにEV-STERのデザインエッセンスを巧みに取り込んだ、精悍なデザインとなっています。

ダイハツ「コペン」 -2007年発表の軽オープンスポーツコンセプトを市販

現行型コペンのベースは、2007年のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアとなり、同年の東京モーターショーにも出展されたOFC-1です。

OFCは「オープン・フューチャー・コンセプト」の略。天候を問わずオープンエア感覚が楽しめる開放感と爽快な走りを融合し、小さなクルマの楽しさを追求した軽オープンスポーツの未来形として披露されたモデルです。

最大の特徴は電動キャノピートップがグラスルーフになっていること。ルーフをクローズしたときも車内で解放感を味わえると同時に、グラスルーフにスイッチ一つで透過/不透過をチョイスできる液晶サンシェードを装備したことでプライバシーも確保されます。ルーフは1/3で分割されるため、畳んだときのルーフがコンパクトになりオープン状態でもトランクスペースが確保されました。

OFC-1の公開から約7年。コペンは初代の生産終了から1年10カ月の期間を置いて2代目が登場しました。2代目はボディの一部が樹脂化され、着脱して外板を替えることができるDRESS-FORMATIONを採用しています。そしてデザインはRobe、XPLAY、Cero、そして新たにGR SPORTの4タイプが用意されました。

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最終更新:11/10(日) 8:00
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