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マエケンの同期・冨田康祐が大会史上最速の144キロをマーク マスターズ甲子園で元プロの実力を見せる

11/10(日) 6:30配信

高校野球ドットコム

 11月9日に開催された第16回マスターズ甲子園2019。各地の予選を勝ち抜いた精鋭16校が高校野球の聖地・甲子園に一堂に集結した。その学校の中にはかつて高校野球でトップに君臨したPL学園がいた。

【写真】三塁へ激走を見せる桑田真澄

 OB会長に今年から就任し、名実ともに野球界でトップにいる名選手・桑田 真澄氏をはじめとする往年のスター選手たちが参加したが、その中で利根商戦の先発のマウンドにあがったのが冨田康祐選手だ。

 1988年生まれで前田 健太と同級生の冨田は、PL学園卒業後は青山学院大に進むも途中から独立リーグの、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナースに入団。2011年のドラフトで横浜DeNAベイスターズに育成1位で入団。2014年までプレーするが、その後はアメリカやメキシコに渡るも2016年に現役を引退。

 現在は社会人として仕事をしている冨田。試合前はリラックスムードでアップをしているように見えたが、久しぶりの甲子園について聞くと、「緊張感が全然違いますね」と気持ちが高ぶっていたことを話す。

 その冨田は先頭バッターを四球で歩かせたことを皮切りに失点。「今日の試合で点数を取られたのは僕だけだったので悔しいですね」と少し残念そうに試合を振り返った。
 それでも大会史上最速となる144キロをマークし、初日のMIP賞(もっとも優れた投手に贈られる賞)を受賞。「投げている時は必死でした(笑)」と言いながらも甲子園に駆け付けたスタンドの野球ファンに、強い印象を残してくれた。

 甲子園のマウンドに立てて「これだけ大きな球場で投げることはないので、そういった面ではいい緊張感で投げられたと思います」と振り返った冨田。現在は母校の野球部は休部状態だが、当時のことを振り返ってもらうと感謝の言葉を口にした。

 「3年間はとても厳しい練習でしたし、上下関係も厳しかったです。けど、こうやってOBが集まったときにみんなで野球を楽しくできるのは素晴らしいことだなと思います。
 またPLでの厳しい3年間が合ったおかげで、社会人になっても礼儀とかそういった面で、周りの方からは『素晴らしいね』と言っていただけることもあるので、素晴らしい3年間だったと思います」

 野球の第一線を退いた冨田だが、高校野球3年間で培ったPLの魂は、社会の第一線で必ず活かされるはずだ。

最終更新:11/10(日) 6:30
高校野球ドットコム

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