ここから本文です

浦和、劣勢を覆せずアル・ヒラルの猛攻に力負け…ビハインド背負いホームでの第2戦へ

11/10(日) 3:21配信

GOAL

GK福島が好守連発も…敵地で完封負け

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は10日にサウジアラビアのリヤドで決勝第1戦が行われ、アル・ヒラル(サウジアラビア)と浦和レッズが対戦した。

【試合結果】アル・ヒラルvs浦和/ACL決勝第1戦

 史上初の3度目の優勝を目指す浦和と、西地区を圧倒的な強さで勝ち上がったアル・ヒラルが2年ぶりに顔を合わせた決勝。守護神の西川周作を出場停止で欠く浦和は、GKに福島春樹がACL初先発。直近の川崎フロンターレ戦からは10人を変更。川崎F戦でベンチ入りしなかった長澤和輝やファブリシオがメンバーに入ったほか、大会8得点をマークしている興梠慎三を1トップに据えてゲームをスタートした。

 一方のアル・ヒラルは、元フランス代表のバフェティンビ・ゴミス、元イタリア代表のセバスティアン・ジョヴィンコ、ペルー代表としてロシアW杯、コパ・アメリカにも出場したアンドレ・カリージョ、サウジアラビア代表のサレム・アルダウサリといったタレントが揃って先発入り。守備陣には今夏までFC東京に在籍していたチャン・ヒョンスもメンバー入りを果たした。

 第1戦の舞台となったサウード国王大学スタジアムは、アル・ヒラルのクラブカラーである青と白に包まれた完全アウェイのなかスタート。浦和がボールを持つたびに大ブーイングが浴びせられ、拡声器を用いたチャントが鳴り響くなどキックオフから異様な雰囲気となった。

 試合は序盤からホームのアル・ヒラルが攻勢に出る。14分に中盤でボール奪取したアル・ヒラルは右サイドへ展開。受けたカリージョが右サイドから中へグラウンダーのクロスを送ると、走り込んでいたジョヴィンコがダイレクトシュート。しかしこれは枠の上に外れた。

 一方の浦和は17分に関根貴大のスルーパスに抜け出したファブリシオがPA左に進入してリターン。中で関根がフリーの状態でシュートを放ったが、間際でDFのブロックに遭いゴールには至らなかった。

 その後浦和は、前半のポゼッションで73%を占めたアル・ヒラルに押し込まれる展開。29分にアルダウサリが右からクロスを送ると、ニアサイドでゴミスがおとりになる。ファーサイドでフリーになっていたジョヴィンコが飛び出してきた福島をかわす形でシュートを放つが、ゴールライン手前で青木が土壇場でクリア。浦和が失点のピンチを凌いだ。

 また、アル・ヒラルは34分にもCKからカリージョがヘディングシュートを放つが、またも福島がスーパーセーブ。続く37分にもカリージョのクロスに、ジョヴィンコが合わせたがこれも福島がストップ。西川欠場で抜擢された26歳GKが再三のピンチを救い、前半をスコアレスで折り返した。

 後半もアル・ヒラルペースは変わらず。51分にセットプレーからジョヴィンコがシュートに持ち込むも、ここは浦和守備陣が体を張って対応。直後の52分にはPA手前中央でファウルを取られると、再びジョヴィンコに直接FKを狙われるも、橋岡大樹のブロックでなんとか凌いだ。

 しかし60分、アル・ヒラルは右サイドバックのアルブライクがクロスを送ると、中で待っていたのはカリージョ。ヘディングシュートを押し込んでアル・ヒラルが均衡を破った。

 なんとかアウェイゴールを奪って追いつきたい浦和だが、カウンターを仕掛けても前線に人数をかけられず、単調な攻撃に終始。一方で守備陣は枚数をかけてブロックを敷くもののアル・ヒラルの素早い攻めを受けてしまい、反撃に転ずることができない。

 一方のアル・ヒラルは72分、カリージョとゴミスのコンビネーションでPA内に切り込み、福島が飛び出してきたタイミングで横パス。最後はアルダウサリが無人のゴールへ流し込んだが、カリージョがオフサイドポジションにいたとしてノーゴールの判定に。浦和にとっては肝を冷やすシーンとなった。

 浦和は75分に長澤を下げて杉本健勇を投入。興梠をシャドーに下げて高さのある杉本を1トップに配置する。浦和は必死の反撃を見せるも、重要な局面でパスミスが散見。セカンドボールも思うように拾えず、80分の時点でシュートを20本放っているアル・ヒラルに対し、浦和は後半に1本もシュートを打てないまま時間が経過していく。

 その後もアル・ヒラルがボールを握り続け、浦和はマイボールにしても単調な攻撃に終止。守勢にまわる時間が多かった関根を下げて宇賀神を投入し、サイドの活性化を図ったものの、結局最後までゴールを奪えず。アル・ヒラルが浦和にアウェイゴールを許さず、最高の形で勝利した一方で、アウェイでの第1戦を落とした浦和は、ビハインドを背負ってホームでの第2戦に臨むこととなった。

 この結果、浦和が優勝するためには、第2戦で2点差以上の勝利が必要に。1-0で勝利した場合は、2戦合計がタイスコアになり延長方式が用いられる。決勝第2戦は11月24日(日)に、浦和のホーム・埼玉スタジアム2002で行われる。

■試合結果
アル・ヒラル 1-0 浦和レッズ

■得点者
アル・ヒラル:アンドレ・カリージョ(60分)
浦和:なし

最終更新:11/10(日) 3:44
GOAL

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事