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最速151キロ右腕・赤坂 諒(上野学園)次なるステージで再び革命を!

11/10(日) 12:21配信

高校野球ドットコム

 夏の東東京大会で旋風を起こした上野学園。そこでエースとしてチームを牽引し、大活躍を果たしたのが最速151キロ右腕・赤坂 諒だ。

 前編では少し意外過ぎる赤坂の投球術に迫った。後編でも引き続き赤坂のピッチングに迫った。

冬場の投げ込み、そしてメリハリをつけたことが夏の快進撃に繋がった

 自ら試行錯誤を繰り返しながら、柔軟にアドバイスを取り入れる赤坂。そんな赤坂は「秋の段階では3番手でした。春になって成長してエースになりました。そのころから試合を作っていけるようになりました」と小川 貴智監督は振り返る。

 この急成長にはしっかり裏がある。オフシーズンに投げ込みを行い、ピッチングの向上させたのだ。
 「オフに入るときに投手陣で『1人で試合を作れないとダメだ』という話になりました。完投できるようになれば継投が出来ますが、継投しかできないと完投はできないので、オフシーズンの目標にしました」

 赤坂はオフシーズン中に100球投げ込み体力強化をした。しかしただ投げ込んだのではなく、コントロールの向上もテーマに掲げた。
 「コーチからで、ゲーム感覚でホームベースに置きティーを置いて、そこの上にあるボールを狙って投げていました。
 けど当てにいこうと抜いて投げるのではなくて、思い切って投げる中で狙いました。おかげで春からはストライクゾーンで勝負できるようにまとまりました。」

 元々コントロールが良くなかった赤坂にとって、この練習が効果的となり、コントロールが磨かれた。また体力をつけたことで夏の大会前には1人で試合を作れるようにもなり、投手として1人立ちし始めた。

 とはいえ、夏は連戦が続くだけあって投げ抜くのが難しい。だが赤坂は5回戦の駒込、準々決勝の修徳戦を除いて1人で完投している。まさに大車輪の活躍だが、これには赤坂なりの投球プランがある。

 「自分の中では最初と最後が肝心だと思っていました。なので、序盤の1、2回は味方にリズムを与えるために。そして最後の8、9回は残っている体力を全力で使って抑えるようにしました。
 その代わりに3~7回は少し抜いて、それでも大丈夫そうなら打たせて取るスタイルにしていました」

 また大会期間中は練習の日はひたすら休めることに専念した赤坂。こうして夏の厳しい連戦を乗り越えてきた。

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最終更新:11/10(日) 12:21
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