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エリザベス女王の婚約指輪に隠された、ドラマティックな愛のヒストリー

11/10(日) 21:01配信

ELLE ONLINE

ロイヤルファミリーの婚約指輪は、どれも素敵な物語があるけれど、エリザベス女王のリングには、誰よりもドラマティックな物語が秘められていた。時代を超えた愛のヒストリーをご紹介。

3カラットのダイヤモンドの周りに10粒の小さなパヴェダイヤモンドがあしらわれた、エリザベス女王の婚約指輪。この3カラットのダイヤモンドは、なんと女王の夫であるフィリップ王配の母親プリンセス・アリス・オブ・バッテンバーグのティアラに施されていた石だった。アリスの大切な家宝の一部が、なぜエリザベス女王の婚約指輪にあしらわれているのか、驚きの真実が明らかに。

何不自由なく育ったエリザベス女王と違い、ギリシャで生まれたフィリップ王配は、決して恵まれた生活を送っていたわけではなかった。『スタンダード』によれば、フィリップ王配の叔父にあたるギリシャ国王コンスタンティノス1世がクーデターによって退位したため、王配は幼少期に家族とギリシャを脱出し、パリで生活することになったそう。亡命後も、父親が愛人と暮らすために家族のもとを去ってしまうなど、経済的にも厳しい日々を送っていた。

後にフィリップ王配は女王に出会い、1946年にリングを贈ってプロポーズ。でも当時、王配の財政状況は厳しく、エリザベス女王にプロポーズするにあたって、母親のアリス(写真上)に助けを求めたのだそう。アリスは自身の結婚式の日に贈られたティアラを王配に渡し、そのティアラからダイヤモンドを取り外して、婚約指輪を作るように勧めたのだった。

フィリップ王配は、母親のティアラを受け取り、ロンドンのジュエラー「フィリップ・アントロバス」へ持っていき、婚約指輪を自らデザインした。

『エクスプレス』紙によると、一国の王女が身に着ける婚約指輪としては、3カラットのダイヤモンドは、比較的控えめな大きさなんだそう。というのもフィリップ王配は、恐らく、第二次世界大戦後のイギリスの状況を考慮して、華美になりすぎないようにリングをデザインしたのだと伝えられている。

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最終更新:11/10(日) 21:01
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