ここから本文です

アボカド、岡山の新名物に! 浅口の農家 栽培7年、初出荷へ

11/10(日) 14:20配信

山陽新聞デジタル

 中南米原産の果物・アボカドの特産化を目指し栽培を続ける浅口市寄島町地区の農家らが今月下旬、初出荷を予定している。苗木を植え始めてから7年余。岡山県内のホテルに試験的に売る計画で「販売実績をつくることで栽培の拡大につなげたい」と、節目を迎え意欲を新たにしている。

 寄島町では、肥料製造会社社長大島明敏さん(42)が2012年春、アボカド栽培を開始。間もなく農家と5人でグループを作り、冬場の温度管理などを研究してきた。これまでに植えた苗木約50本のうち約10本の栽培に成功し17年秋に初収穫。会員は7人に増え「浅口特産果樹研究会」(荒川晃行会長)として活動している。

 試験販売は大島さんの4本で今秋、200~350グラムほどの実が約40個収穫できる見込みとなったため計画。大島さんの知人の紹介を受けたホテルに納める段取りにしている。

 栽培は、県が大規模なかんがい施設を整備した畑地(受益面積約94ヘクタール)の一部で進めている。畑地の活用に向けた市の働き掛けに大島さんや畑の所有農家が応じた。市は瀬戸内沿岸の温暖な気候を生かせば、寒さに弱く国産品の流通量が少ないアボカドを特産品にできると考えたという。

 大島さんは「試験販売によって産地化への見通しがついてきた。今後は初期投資を抑えるための苗木作りの研究を進めたい」と話している。

最終更新:11/10(日) 14:20
山陽新聞デジタル

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事