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災害発生 ドローン飛ばし被害確認、物資運ぶ 沖縄の離島でドコモ実験

11/10(日) 6:10配信

沖縄タイムス

 NTTドコモ(東京都、吉澤和弘社長)は5日、沖縄県うるま市が浜比嘉島で開催した地震・津波避難訓練で小型無人機ドローンを活用する実験を実施した。同様の実験は昨年の那覇市に続き県内で2回目。同社の沖縄振興推進室によると、災害時に迅速な周辺確認で初動が早くなるほか、物資の輸送などにも活用できるという。

 実験は旧比嘉小学校で実施された。訓練で周辺住民の携帯電話に緊急速報メールが配信されたのを合図に2台のドローンが上昇を開始。最大70メートルの高さから海岸や避難の状況を撮影し、市役所や警察署へ映像をライブ中継して現地の状況を伝えた。

 訓練には島内から約30人が参加。浜区の新里ハツエさん(77)は「海に囲まれた小さな島なので津波が心配。ドローンでしっかりチェックできれば安心」と期待を寄せた。

 避難所に集まった住民らはドローンを見上げながら「写真も撮れるの?」「タブレット端末で映像を見ることはできる?」と興味深そうにスタッフに質問していた。

 同社はこれまでも災害対策で市に協力してきた。今後は法整備を待ってドローンの自動飛行を実現し、詳細な操縦知識がない人でも扱えるようにすることを目指す。

 岡崎信二ドローンビジネス推進担当課長は「鮮明な映像が確認できた。技術的には十分災害時の対応は可能だと思う」と手応えを話した。

最終更新:11/10(日) 6:10
沖縄タイムス

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