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【MLB】大谷所属のエ軍マドン新監督、分析重視の野球界に異論「皆が同じ野球をする」

11/10(日) 11:00配信

Full-Count

MLBネットワークに電話出演「分析とオールドスクールを合わせ、独自性を出す」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスの新監督に就任したジョー・マドン氏が、分析重視の野球界に物申した。MLBネットワークに電話出演し、「エンゼルスがポストシーズンに進出し、ワールドシリーズを制覇するためには何をすればいいと考えていますか?」との質問に回答。「次に成し遂げるべきことは分析とオールドスクールを合わせ、独自性を出すことだと思う」と抱負を語った。

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 2000年代初頭にアスレチックスのビリー・ビーンGMが「マネー・ボール」で野球界を席巻してから、「セイバーメトリクス」などの統計学的手法が重視されるようになった。近年では「フライボール革命」などが生まれ、ますますその傾向が強くなっている。MLBネットワークに電話出演したマドン氏は、「エンゼルスだけじゃなく球界全体だが、分析重視で皆が同じ野球をするようになってきている。分析を活用しながら、少し差別化を図らなければならない」と異論を唱えた。

 マドン氏は「以前はドジャーウェイ、カージナルウェイ、エンゼルウェイ、カブスウェイなどが存在したが、現在はどのチームも独自性があるとは思わない。アナリティカルウェイしかない」と指摘し、「次に成し遂げるべきことは分析とオールドスクール(従来のやりかた)を合わせ、独自性を出すことだと思う」と目標を語った。

「良い野球選手が必要だということを今年ナショナルズが証明した」

 1996年から2005年までエンゼルスでベンチコーチを務め、2002年には小技を多用して「スモール・ベースボール」とも呼ばれたソーシア元監督とともに世界一に導いた。「私が以前にエンゼルスに在籍したときは、シンプルにプレーしていた。今は誰もそのようなことを話さない」とし、「打球角度、打球速度、スピン、そうしたことばかりだ。それも良いことだよ。良い指標となる。だが、それが一番大切なことではない」と独自の見解を示している。

 今季はナショナルズが、2002年のエンゼルスと同じくワイルドカードから勝ち上がって世界一となった。マドン氏は「私は良い野球選手たちがワールドシリーズを制覇すると考えている。ナショナルズを見てみれば、彼らはただ本当に良い野球選手たちなんだ。分析も重要だが、良い野球選手が必要だということを今年ナショナルズが証明したと思う」と、指標ではドジャーズやアストロズに劣っていた伏兵の快進撃を称賛。最後には「私は本当にそのようなことをエンゼルスに取り戻したい」と来季への抱負を語った。

 マドン新監督が“独自色”でエンゼルスをポストシーズン進出に導くことができるのか、二刀流再開の大谷の起用法はどうなるのか、注目が集まる。

Full-Count編集部

最終更新:11/10(日) 11:00
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