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これぞ「いだてん」の足 金栗の足形見つかる

11/11(月) 20:37配信

熊本日日新聞

 日本人初の五輪マラソン選手、金栗四三の足形を墨で写し取った珍しい拓本が、福岡市の所有者から熊本県玉名市に寄贈された。市は金栗の命日に当たる13日から、同市の「いだてん大河ドラマ館」で公開する。

 玉名市によると、金栗直筆の書は多く存在するが、「足拓」が確認されたのは初めて。掛け軸として保存され、左右の足形と「金栗先生之足跡」「金栗・牛原 於唐津」の文字が記されている。

 寄贈したのは、佐賀県の旧制唐津中に勤務した教師(故人)の親族。玉名市が保管する金栗の日記には1930(昭和5)年5月、唐津中で講演し、牛原虎生校長と夕食を共にしたことが記されている。足拓はこの時に取られたものらしい。

 当時38歳の金栗は五輪マラソンに3回出場した後に現役を引退し、東京で教師をしながらマラソンや女子体育の普及に注力。スポーツ界の先駆者として各地の講演や指導に招かれることも多かった。

 生前の金栗のランニングシューズを所有する市職員の徳永慎二さん(63)は、シューズと足拓のサイズが25センチでぴたりと一致することから「本物に間違いない」と太鼓判。「足形を掛け軸として残すところに、金栗さんへの敬意と遊び心を感じる」と話す。(蔵原博康)

最終更新:11/11(月) 20:37
熊本日日新聞

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