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中国10月自動車販売は4.0%減、NEVは今年前年割れも=業界団体

11/11(月) 15:54配信

ロイター

[北京/上海 11日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)が集計した10月の自動車販売台数は前年比4%減と、16カ月連続の減少となった。

9月は5.2%減、8月は6.9%減だった。

中国の昨年の自動車販売は、景気減速や米国との貿易戦争を背景に1990年代以降で初めて前年割れとなった。

プラグイン・ハイブリッド(PHV)、電気自動車、燃料電池車などの新エネルギー車(NEV)の販売も10月に45.6%減と、4カ月連続で減少。9月も33%減少していた。

NEVの販売は、自動車市場全体が縮小する中でも、昨年は約62%増加していた。

CAAMの幹部、陳士華氏は11日、今年のNEVの販売台数が前年を下回るかもしれないとの見通しを示した。中国政府の補助金削減方針を受けて、購買意欲が冷え込んでいるという。

同氏は「今年これまでの販売実績と、前年同期の水準には大きな開きがある」と述べた。

中国政府は自動車メーカーにNEVの販売割り当て枠を設定するなどしてNEV産業の発展を後押ししていたが、今年に入ると全般的な補助金削減の一環として、NEVに対する補助金も減らした。

通常ならば、夏が終わると消費が盛り返し、中国自動車業界にとって9月と10月は「金の9月、銀の10月」と呼ばれる書き入れ時となる。この時期に販売が落ち込んだことで、今年下半期に販売が回復するのではないかとの業界幹部らの期待は冷や水を浴びせられた格好だ。

*内容を追加し、写真をつけました。

最終更新:11/11(月) 18:00
ロイター

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