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【特集】「学校では教えてくれないこと」16歳の環境活動家・グレタさんの演説のために…学校を休んで集まった10代の子供たち

11/11(月) 9:30配信

関西テレビ

 大勢の大人たちにガードされ会場にやって来たその様は、SPに囲まれるどこかの国のVIPのよう。マイクを持って待ち構えていた私は近付くことも出来ない。眉間に皺を寄せ、16歳とは思えぬオーラを放ちながら歩くのは、スウェーデンの高校生で環境活動家のグレタ・トゥンベリさんだ。10月、コロラド州デンバーで開かれた環境保護団体の集会に参加していた。

 彼女の名を世に知らしめたのは、温暖化への対策を取るよう訴えて始めた「スクールストライキ」。毎週金曜日に学校をボイコットするというそのムーブメントは一気に世界中に広がり、ノーベル平和賞の候補と言われるまでになった。9月の国連気候行動サミットで、世界の大人たちに向けて放った「How dare you!!(よくもそんなことを!!)」のインパクトは凄まじかった。

 化石燃料を使う飛行機を避けヨットでアメリカ入りした彼女は、その後なぜかアーノルド・シュワルツェネッガー氏から提供された電気自動車でアメリカやカナダを回り、温暖化抗議集会に参加している。

 結局今年のノーベル賞受賞はなかったが、集会が開かれたのは発表翌日で、その辺りも含めて本人の話を聞こうと多くのメディアが集まった。が、主催者側は「インタビューはさせない」と頑なな姿勢。せめて一言だけでも話を聞きたいと会場入りを待ち構えたのが冒頭の様子だ。

集会では入れ代わり立ち代わり地元の若者たちが温暖化対策を訴えるスピーチをし、煽りに煽って開始から1時間半、ようやくグレタさんが壇上へ。会場の熱気は最高潮となった。

【グレタさんのスピーチ】
「気候変動と環境の危機にさらされているのは私たち若い世代です。その責任を私たちが負わされるべきではありません。大人も、政治の指導者たちも、私たちのことを考えていません。でも私たちは彼らのことを見ています、彼らに責任を取らせます!このひどい状況の後始末を子供たちに任せるなんて、よくもそんなことを!!私たちはスクールストライキをやりたくてやってるんじゃない、注目されたくてやってるんじゃない、楽しくてやってるんじゃない!!!」

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最終更新:11/11(月) 9:30
関西テレビ

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