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【医師に聞く】「レーシック」と「ICL」先端の視力回復術はどちらがよい?

11/11(月) 16:50配信

Medical DOC

近眼の人にとっては、眼鏡もコンタクトもなしで過ごせるというのは、夢のような話。その夢を叶えてくれるのが視力回復術ですが、最近は「レーシック」に加えて「ICL」という手術法も耳にします。これから受けるならどちらがよいのでしょうか? 視力回復治療専門のクリニックに勤務されていたこともあるたんぽぽ眼科院長の池上正人先生に、それぞれの術式の違いや安全性、選ぶ基準などの疑問に答えていただきました。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
池上正人先生(たんぽぽ眼科 院長)
秋田大学医学部を卒業後、東京女子医科大学付属第2病院眼科に入局。その後、秋田大学医学部付属病院眼科学教室、平鹿総合病院眼科医長を経て、世界トップクラスのレーシック手術数を誇る品川近視クリニックに勤務。2014年にたんぽぽ眼科院長に就任し、現在に至る。日本眼科学会専門医。日本眼科医会、日本眼循環学会、日本白内障屈折矯正手術学会、ドライアイ研究会、江戸川区医師会の各会所属。

「レーシック」と「ICL」どちらがよい?

編集部:
「レーシック」と「ICL」、先端の視力回復術はどちらがよいでしょうか?

池上先生:
どちらがよいかは、その人の目の状態によって異なります。基本的には近視の度が軽ければ「レーシック」、極度の近視の人は「ICL」が適していると思います。レーシックができるクリニックは、ICLもできるところがほとんどですから、それぞれの術式、安全性、コストなどについてしっかり説明を受けてから判断しましょう。

編集部:
「レーシック」は以前、集団感染が問題になったことがありましたが、安全面は大丈夫なのでしょうか?

池上先生:
たしかにレーシック手術を受けた患者さんが、次々と角膜炎を起こした事件がありました。ただあの事件は、レーシックの手術自体に問題があったわけではなく、衛生管理に問題があったことが原因でした。

編集部:
ただ、どちらも目に”メス”を入れる手術。「レーシック」と「ICL」ではどちらが安全なんでしょう?

池上先生:
どちらも安全度の高い手術ですが、眼科手術全体の安全度でいうと、眼球の表面に近いほど安全で、奥にいくほど感染のリスクや必要とされる技術が高くなります。そういう意味では、レーシックは角膜レベルの手術のため安全性が高い手術といえます。一方のICLは、もう少し目の奥の手術(眼内の手術)になるので、レーシックに比べると安全性のレベルがやや下がります。

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最終更新:11/11(月) 16:50
Medical DOC

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