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トヨタの本気が凝縮された 新型ヤリス(プロトタイプ)試乗!その実力は!?

11/11(月) 16:31配信

MOTA

新型ヤリスは単なる変名にはあらず!

「こんなことは、社長が豊田章男でなければ出来なかったことです」

いよいよ始まる新型ヤリスの発売を前に、我々報道陣に向け開催されたプロトタイプ試乗会の冒頭で、トヨタ自動車コンパクトカーカンパニーの宮内一公プレジデントはそう言った。

■“もっといいクルマづくり”から生まれた新型ヤリスを画像でチェック

「これまでのトヨタ自動車は、開発は開発の、設計は設計の、そして工場は工場の、などというふうに、領域ごとに会社が分かれていました。つまり、一台のクルマがお客様の元に届くまで、総括して見られていたのは社長の豊田だけ、ということになります。しかし、それを縦軸でコンパクトカー、ミッドサイズ、などとカンパニーで区切り、製品開発から生産までを一貫化することにより、一台のクルマを一人のプレジデントが責任を持って見ることが出来るようになった。豊田が言う『もっといいクルマづくり』が、まさに会社としても実現される土壌が出来たわけです。これはもう、ヘタなクルマを作ると言い逃れが出来ない(笑)。」

■“もっといいクルマづくり”から生まれた新型ヤリスを画像でチェック

そんなふうにジョークを挟み、プレスの笑いを促しながら始まったプレゼンテーションだったが、その根底には確固たる自信が実に濃密に、む~んと漂っているのであった。

トヨタの小型車ヴィッツがグローバルネームであるヤリスに名前を統一されて発売される。

それが単なる変名でないことは容易に想像できることだ。

発売は2020年2月中旬。さて、果たして開発陣の自信はホンモノなのか。

現行ヴィッツよりもサイズが小さくなった新型ヤリス

まずはルックスから見てみよう。

正直、もう全然ヴィッツじゃない(喜)!

完全刷新という言葉のままに、スタイリッシュに躍動的に、劇的に生まれ変わった。キュッと塊感があり、疾走感もあり、率直に「カッコいい!」。そうそうコレコレ、コンパクトハッチバックユーザーはこういうの求めてたんですよ、と膝打ちたくなるデザインだ。

もちろん乗って狭いのは嫌なんだけど、どうせ室内空間を重視するなら同じ価格帯でももっとMPVっぽいシルエットものはいっぱいあるんだから、こういうハッチバックはとにかくカッコよく、スタイリッシュであってほしいって、そう思ってたのだ。

ヤリスのキモはTNGAプラットフォーム採用にエンジン・トランスミッション・サスペンションなど主要コンポーネントをすべて新設計と、とかくナカミにフォーカスされがちだ。しかし、実は一番の朗報はこの、デザインの妙にあると思う。

だいたい、なんでも巨大化していくこの時代に、現行ヴィッツよりもサイズを小さくするなんて、そこがまず凄い。

全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm。全幅と全高こそ変わらないものの、全長は-5mmに、フロントライトあたりのコーナーを30mm、リアコーナーを25mm削って丸みを持たせたことでキャビンがキュッと凝縮された。

フロントガラスは急峻な傾斜を持ち(なんと現行ヴィッツ比で-110mm!)きっちり下半分に重量感が生まれている。主張しすぎないライト周りながらきちんと顔の個性があって、それにお尻がキュート(コレ大事!)。

特にリアはライトがボディよりもちょっと盛り上がっているような立体感で、目を引く面白さだ。リアウインドウも上辺を-40mmとしているから、ちゃんとこのライトのデザインが際立っている。

つまり、ディメンションの中で四隅は丸く、そしてルーフを頂点にサイズを絞り、しっかりと踏ん張り感のあるスタイリングになったということになる。

さらにカラーバリエーションも豊富だし。新設計された「アイスピンクメタリック」なんてユニセックスな絶妙カラーでとってもイイ。試乗車にはルーフカラーとボディカラーが違う2トーンも容易されていたが、個人的には黒ルーフ×アイスピンクミーが超ツボった。だってオシャレなんだもの。どことなくイタフラな風すら感じさせるくらいだ。

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最終更新:11/11(月) 16:31
MOTA

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