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銀シャリのオリジナル活弁を、現役弁士4人が大絶賛!「早めに潰しておかないと」

11/11(月) 20:33配信

Movie Walker

『Shall we ダンス?』(96)、『舞妓はレディ』(14)の周防正行監督が、およそ100年前を舞台に活動弁士を夢見る若き青年と日本映画の未来を夢見た人々の姿を描いた『カツベン!』(12月13日公開)。その公開を記念して11日、渋谷TOEIにて「弁士サミット」が開催。本作で活動弁士監修を務めた澤登翠を筆頭に、片岡一郎、坂本頼光、山崎バニラら現役の“カツベン”4名と、特別ゲストとしてお笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘と橋本直が登壇した。

【写真を見る】M-1チャンピオンの銀シャリが活弁界に電撃移籍!?「やってみたら気持ちよかったです!」

子どものころに活動写真小屋で見た活動弁士に憧れていた染谷俊太郎は、“ニセ弁士”として泥棒一味の片棒を担いでいた。ある時、嫌気がさして泥棒一味から逃亡した俊太郎は、とある小さな町にあるクセモノぞろいの映画館へと流れ着く。隣町のライバル映画館に客も人手も奪われ、閑古鳥が鳴いていた映画館で働くことになった俊太郎は、ついに本物の活動弁士になれると期待に胸を膨らませるのだが、そこに俊太郎を狙う凶悪泥棒やそれを追う熱血刑事、さらには初恋相手まで現れてしまい…。

昨年弁士デビュー45周年を迎えた澤登は活動弁士を主人公にした本作について「大いに期待しています」と目を輝かせると、「活動写真の時代はお客さんが映画を体感できた時代。映画というものを体の中に浸透させていく情景が本作でも描かれていくので、新しい映画体験として『カツベン!』をご覧いただければと思います」と興奮気味に熱弁した。

また、片岡と坂本も本作の撮影にあたりキャストへの活弁指導を行なったとのことで、主演の成田凌の指導を受け持った坂本は「最初は時代劇とかのいわゆる“クサい”語り口や概念が成田さんはわかっていなかったので、その辺りから教えていきました」と振り返り「音感も良くて稽古熱心でしたから、ちょっと教えただけでもう自分の語りを掴んでいました。撮影の時にはもう何も教えることがなくて、すごく居づらかったです」と笑いを誘う。そして「いい弟子を持って幸せ者でございます」とにこやかに語った。

その後現役弁士4人と銀シャリで、それぞれ本作のメイキング映像にオリジナルの活弁を合わせる“活弁対決”が実施された。2016年のM-1チャンピオンである銀シャリは、喋りのプロとしての意地を見せたいと意気込むものの、プロの四者四様の活弁を前に「生で聞いてみるとすごいですね…引き込まれてしまいます」(鰻)、「これから披露するとかとんでもないことだなと思います…」(橋本)とすっかり緊張気味。

そしていよいよ順番が回ってきた銀シャリの2人は、鰻の活弁を橋本がツッコむ形で2分間のオリジナル活弁を披露し、会場を爆笑に包み込む。「やってみたら気持ちよかったです!」と満足気に語る鰻に、澤登は「素晴らしかった!」と大絶賛し、坂本も「こんなにハートが強い人は活弁界にいないです」とコメント。活弁界への進出をにおわせる銀シャリの2人に、片岡は「早めに潰しておかないと」と呟き、会場の笑いを誘っていた。(Movie Walker・取材・文/久保田 和馬)

最終更新:11/13(水) 16:03
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