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58兆円規模の香港株上昇に変調の兆し-警察のデモ参加者発砲などで

11/11(月) 13:08配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 香港株はここ数カ月で約5300億米ドル(約58兆円)相当上昇したが、今では危機に直面している。

流動性にけん引された香港株高に変調の兆しが見え始めている。抗議活動で暴力エスカレートの懸念があるほか、米中貿易合意の可能性を巡る楽観が行き過ぎたとの見方が背景にある。11日午前は香港の警察官が実弾を発射し、デモ参加者2人が撃たれた。デモ隊は朝の通勤への妨害を呼び掛け、一部の鉄道路線の運行に支障が出ている。

この日のハンセン指数は下落。既に警告サインは先週見られ、指数は200日移動平均および節目の2万7000を上回り、買われ過ぎの領域で推移していた。香港ドルは11日の取引でほぼ変わらずの1米ドル=7.8297香港ドル。

安山資本の資産運用ディレクター、ジャクソン・ウォン氏は「香港の安全は今や大きな問題だ」と指摘。「きょうの事件で抗議活動がエスカレートすると懸念する人もいる。また、貿易合意を巡り米国と中国から相反するメッセージが送られている。先週には合意の成立が織り込まれていた」と指摘した。

原題:Hong Kong’s $530 Billion Stock Rally Is Showing Signs of Strain(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Bloomberg News

最終更新:11/11(月) 13:08
Bloomberg

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