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村上隆の個展「スーパーフラットドラえもん」がペロタン東京で開催。『ドラえもん』を美術史に落とし込んだ作品群をチェック

11/12(火) 14:33配信

美術手帖

 2020年、マンガ連載50周年を迎える藤子・F・不二雄の代表作『ドラえもん』。これに呼応して、ペロタン東京では初となる村上隆
の個展「スーパーフラットドラえもん」が開催される。会期は11月19日~2020年1月25日。

 これまで「スーパーフラット」という概念を設定し、江戸時代の絵画やマンガ、アニメ文化をベースに作品を手がけてきた村上。2002年には「『THE
ドラえもん展』
依頼:あなたのドラえもんをつくってください(藤子・F・不二雄)」に参加し、『ドラえもん』の登場人物と村上が生み出したキャラクター「かいかい」「きき」が花畑の上をタケコプターで飛んでいる場面を描いた絵画を発表した。

 また、それに続く「THE ドラえもん展 TOKYO 2017
」では、村上のシグネチャー的モチーフである「お花」のなかに『ドラえもん』の登場人物や藤子・F・不二雄を描いた大作を展示。村上は同作について「現代美術の文法である僕の『お花』とドラえもんにある漫画の文法をどうやったら近接させられるかというのが、この作品の見どころです」と述べた。加えて同作には、美術史上の様々な手法やモチーフが登場。例えばそれぞれのキャラクターが様々な表情で複数回登場する異時同図法や、ダリのシュルレアリスム絵画を思わせる歪んだ時計などを見ることができた。


 本展では、村上が『ドラえもん』を美術史に落とし込んだシェイプドキャンバス作品を含む一連の新作絵画を展示予定。村上がドラえもんを再解釈した作品を一堂に見られる貴重な機会を、逃さずチェックしてほしい。

最終更新:11/14(木) 10:03
美術手帖

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