ここから本文です

原監督が大城ベタ褒めで…巨人・小林に課せられる“世界一の捕手”の称号

11/12(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 現在、侍ジャパンの一員として「プレミア12」を戦っている巨人の小林誠司捕手(30)は気が気じゃないのではないか。

 宮崎で秋季キャンプ中の原辰徳監督(61)が10日、打撃のいい大城卓三捕手(26)について「一塁を経験して守れるようになったが、打撃はいいわけだから捕手一本で自立してほしい」と明言したのだ。

 大城は今季、捕手だけでなく一塁も守り、主に5番打者として109試合に出場。得点圏打率・315と打棒をアピールした。捕手として30試合に先発マスクをかぶりながら、一塁で42試合、指名打者でも2試合に先発。「20本、30本(塁打)という可能性を持っている」とまで言う原監督は先日も「打てる捕手は貴重。小林も炭谷も捕手としては能力が高いけど、大城の打撃は勝るものがある。捕手としてリードは一番面白い。一番教科書にないようなリードができる」と褒めていた。

「手のひら返し」とは、まさにこのことだ。先週、原監督は「今年は(炭谷)銀仁朗を取って出番が少なくなったが、小林はこれからも巨人に必要な選手。1年を通して試合に出られる強さがある」と小林を褒めちぎったばかりだった。

 今季の盗塁阻止率は12球団トップの・419。だからこそ、稲葉監督に呼ばれ、侍ジャパンの常連捕手となっている。ただ、原監督が言うように、今季は出場機会が激減。92試合にとどまった。順調なら来季中にも国内FA権を取得する。だからだろう。いつも小林に厳しい原監督が「彼の働きからすれば、ずいぶん安い」と今季の年俸6000万円からの大幅アップ、さらには複数年契約など、最大限の誠意を見せて引き留めるとしていた矢先、今回の大城への正捕手奪取指令である。

 11日に開幕したプレミア12のスーパーラウンド・オーストラリア戦で、小林は山口とバッテリーを組んで先発出場。4回2失点の山口、1回無失点の田口の巨人勢を好リード。終盤の逆転勝ちに貢献した。

 小林が欲しいのは、年俸アップより複数年契約より原監督の信頼ではないか。そのためにも、侍ジャパンの捕手として、原監督が率いた2009年のWBC以来となる「世界一」の称号が欲しいところだ。

最終更新:11/12(火) 16:35
日刊ゲンダイDIGITAL

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事