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侍J辞退の西武秋山「プレミア12」日本戦全試合観戦の胸中

11/12(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 突然の訪問だった。

 カナダとの強化試合で右足薬指を骨折し、出場辞退した西武の秋山翔吾(31)が11日、プレミア12の豪州戦が行われたZOZOマリンスタジアムに侍ジャパンのジャージー姿で現れた。

 自身の代役として招集された丸(巨人)から、「千葉(ZOZOマリン)ではどうやって打てばいいですか?」と聞かれ、「風の吹いている方向に打てばいい」と話した後に、「でも聞いてよ。俺の今年の千葉の打率、・260くらいだから」と冗談も交えてアドバイス。ロッカールームにも向かい、稲葉監督ら首脳陣に挨拶し、選手らを激励した。

 西武の球団施設でリハビリに取り組む中、わざわざ千葉まで足を運んだ秋山は、日本の全試合を観戦するつもりだという。

「秋山にとって、代表への情熱はかなりのものです」とは、西武OBだ。

「秋山は大学生だった2006年、第1回WBCでイチロー、松坂を擁して世界一を達成したのを見て、日本代表への憧れを抱いた。出場辞退をした際には、『けがを恐れて(プレミア12に)参加しない方が後悔したと思う』と言ったほど。同じくメジャー挑戦をする筒香(DeNA)が今年の早い段階で内々に辞退を示唆していたのに対し、秋山は稲葉監督に代表入りを熱望していた」

 さらにOBは続ける。

「秋山は今オフ、メジャー挑戦を視野に入れ、海外FA権を行使した。代理人筋によると、獲得に興味を示す球団が複数あるという。秋山のメジャー移籍が実現すれば、出場に意欲を見せていた来年の東京五輪に出場することは不可能になる。MLBはメジャー40人枠に入る選手を五輪に派遣しない方針ですからね。21年春のWBCも、同様に出場は厳しいでしょう。来年32歳を迎える秋山にとって、このプレミア12は、日の丸を背負う最後のチャンスだったかもしれません」

 日本の全試合を観戦するという気持ちはよく分かる。

最終更新:11/12(火) 16:35
日刊ゲンダイDIGITAL

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