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日本で最も価値ある「消費者ブランド」は? NTT、ソニーが上位 1位は……

11/12(火) 16:56配信

ITmedia ビジネスオンライン

 日本で最も消費者に支持されるブランドは――? 英WPPグループとグループ企業のKantar(カンター)が初めて発表した、ブランド価値を測る年次調査「ブランドZ トップ50 最も価値のある日本ブランドランキング」によると、1位は「トヨタ」だった。自動車ブランドがトップ5に3つ入り、「トップ50の中で、最も価値のあるカテゴリー」になったという。

【日本ブランドランキング、トップ50の一覧】

 1位のトヨタのブランド価値総額は289億5500万ドル。2位は「NTT」で200億7000万ドル、3位は「ホンダ」が入り、117億3300万ドルだった。次いで、「ソニー」(116億9500万ドル)、「日産」(104億6300万ドル)が上位に入った。

 ブランドZ調査は、世界最大のブランド資産価値調査。財務データと消費者調査結果を組み合わせて、ブランドが企業にもたらす価値を評価している。過去20年間で世界51カ国380万人以上の消費者インタビューを実施。日本では8万人以上に調査している。国別のブランドランキングを公開しており、今年から日本のランキングも公開。日本のトップ50ブランドの価値総額は2230億ドルを上回っており、調査対象国全体でみると6位になる。

 最も価値のあるカテゴリーとされた自動車カテゴリーは、トップ50に6ブランドが入り、価値総額の25%(547億ドル)を占める。特に、1位のトヨタについては「明確な目的意識を持ち、良質なブランド体験を提供してくれる、非常に革新的なブランドとして消費者に認知されている」としている。

 日本市場の特徴として、小売ブランドがトップ50に多く入った。小売・アパレルカテゴリーでは、カテゴリー別最多の13ブランドがランクイン。最上位は7位の「ユニクロ」(98億2900万ドル)だった。「セブン-イレブン」(8位、89億1100万ドル)、「イオン」(22位、29億3200万ドル)、「無印良品」(32位、17億9900万ドル)など実店舗を構えるブランドのほか、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」(16位、45億900万ドル)やフリマアプリの「メルカリ」(47位、7億6100万ドル)なども入った。

 一方、対象を世界に広げた「ブランドZ トップ100 最も価値のあるグローバルブランドランキング」にランクインしたのは、トヨタ(41位)とNTT(70位)の2ブランドにとどまった。日本ブランドの「海外での活躍度(海外からの売上高、販売数量、収益性を組み合わせた評価基準)」は、調査対象国の平均値を下回っているという。

 調査結果のリリースでは、従来のブランディングを変更し、より世界に目を向けたアプローチを採用してブランド価値を56%上昇させた「資生堂」(12位、59億8600万ドル)を好事例として挙げた。「誰もが欲しがるような高い品質を消費者に提供し続けるとともに、自社ブランドの成功を下支えしている要素を探し当てる」ことや、その要素をマーケティングで強化したり、他にはない取り組みを進めたりすることの必要性を指摘している。

ITmedia ビジネスオンライン

最終更新:11/12(火) 16:56
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