ここから本文です

ロンドン五輪競泳女子100メートル平泳ぎ代表・松島美菜さん、東京五輪でボランティア「すごい経験」

11/16(土) 11:03配信

スポーツ報知

 20年東京五輪・パラリンピックのボランティア研修が10月から始まった。応募してマッチング(当選)となったフィールドキャスト(会場など大会内部をサポートするボランティア)にインタビューを実施。約24万人の応募から約8万人の採用予定という狭き門を突破した精鋭たちが胸に秘める心意気に迫った。(樋口 智城)

 12年ロンドン五輪に競泳女子100メートル平泳ぎで出場した松島美菜さん(28)は「出た側としても支える側としても参加するなんて、誰にでもできるわけではない。すごい経験ですよね」と笑った。昨秋に応募し当選。「きっかけは、先輩の(08年北京五輪100メートル背泳ぎ8位入賞の)伊藤華英さんに勧められたこと。東京招致が決まったときから、何かしらの形で関わりたいと思っていました」と明かした。

 16年に現役を引退し、翌年から薬剤師として都内の薬局に勤めている。ロンドン五輪時には日大薬学部に在籍しながら競技を続けていた文武両道アスリート。現在は最新の知識を有する薬剤師の「スポーツファーマシスト」になることが目標だ。「勤務先では、アスリートが飲める薬のコーナーを作ったりしてます。今回の応募が、スポーツファーマシストを知ってもらうきっかけになればいいですね」

 五輪で希望するのは医療系のサポートを行う「ヘルスケア」のボランティア。ただ、配置は組織委が決めるため、100%希望が通るわけではない。それでも「どこの仕事になっても、大会盛り上げのために精いっぱいお手伝いしたい」と意欲的。そう言い切れるのも、オリンピアンとしてボランティアの重要性を深く知っているからだ。「ロンドンでは、どこにでもボランティアがいました。こういった方々が裏の仕事をしていただいているから競技に集中できるんだなぁ、としみじみ思いましたね」

 15年に韓国・光州で行われたユニバーシアードでは現地ボランティアと友人になり、その後は彼らの東京観光をガイドするまで仲を深めた。「ボランティアは異文化と交われるのも、醍醐(だいご)味の一つかも」。アスリートの気持ちを知るボランティアとして“2度目の五輪”に臨む。

最終更新:11/16(土) 11:03
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事