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報知新聞OB・大野修一さん、バルセロナ取材、人生2度目の五輪はボランティアで「こういうのも縁だよなぁ」

11/16(土) 11:05配信

スポーツ報知

 20年東京五輪・パラリンピックのボランティア研修が10月から始まった。応募してマッチング(当選)となったフィールドキャスト(会場など大会内部をサポートするボランティア)にインタビューを実施。約24万人の応募から約8万人の採用予定という狭き門を突破した精鋭たちが胸に秘める心意気に迫った。(樋口 智城)

 報知新聞社OBにも、マッチング成立となった名物記者がいる。スポーツ記者歴30年で元出版部長の大野修一さん(71)は、1992年バルセロナ五輪を取材。人生2度目の五輪にボランティアで参加する。

 大野さんはゴルフ、大相撲、F1など一貫してプロスポーツ畑を歩んできた。アマチュアスポーツに関わったのはバルセロナ五輪くらいだったが、そこで強烈な経験をした。「クレー射撃トラップで銀メダルを取る渡辺和三という選手がいた。優勝しそうだというんで、急きょ行ったんですよ」

 そこで見たのは、ボランティアがファンと一緒に大騒ぎする姿だった。「決勝の相手はチェコの選手。外国人選手が戦っているマイナー競技を、ボランティアの人を中心にあれだけ盛り上げることができるのかと…。ビックリですよ」。プロスポーツとは違う、草の根からの熱気だった。「今まで何げなく取材してましたけど、こういう人たちのおかげでスポーツが成り立つんだなって。ホント実感しましたね」。記者としての見方が変わった。

 11年前から趣味で乗馬を習い始めたところ、たまたま知り合った五輪関係者に勧められてボランティアに応募した。「自分の周りの人はみんな落ちちゃっているし、絶対ダメだと思っていたんだけど。こういうのも縁だよなぁ」。27年前の鳥肌体験を思い出しながら、思わぬ形で手に入れた大舞台に臨む。

最終更新:11/16(土) 11:05
スポーツ報知

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