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【楽天】選手の腹を満たすメシを紹介…早朝、夜間トレで炭水化物を取れ!秋の食事改革

11/13(水) 8:53配信

スポーツ報知

 10月30日から始まった楽天の倉敷秋季キャンプ(マスカットスタジアム)は、あす14日で最終日となる。先月就任した三木肇新監督(42)は早朝練習に加え、約1時間の夜間練習を実施。連日、平石洋介前監督(39)の時以上に猛練習を行う選手たちを支えるべく、チームでは食事面でも工夫がなされている。担当管理栄養士の長坂聡子さん(40)に“楽天食事改革”の中身を聞いた。

 楽天の倉敷秋季キャンプ。実りの秋とすべく、選手は朝から晩まで汗だくになっていた。早朝練習が始まるのは午前8時過ぎ。練習が終わるのは午後5時過ぎだ。若手選手は休日以外は連日、午後8時から約1時間、素振りなどの夜間練習を行ってきた。平石前監督の時にはなかったことだ。

 16年から管理栄養士としてチームを支える長坂さんは猛練習する選手を支えようと、食事面に工夫を凝らしてきた。「キャンプは運動量が多くなるので、エネルギー源となる炭水化物をしっかり摂取してもらいたいと思い、食事メニューを調整しました」。

 炭水化物は体内に吸収されると糖質となって、エネルギーを生み出す。長時間、練習を行うスポーツ選手はもちろん、人間にとって欠かせない栄養素だ。炭水化物が多く含まれているのは、お米や麺類など。長坂さんは、選手たちにお米を十分食べてもらおうと、明太子や塩辛など「ご飯のお供」になる食材を増やした。さらに今年から朝食に牛丼や親子丼、カレーの具材も用意した。

 「丼にすることで、一皿で炭水化物と、体作りに必要なたんぱく質、野菜でビタミン、ミネラルをとることができる。特に朝は時間があまりなかったり、食欲がないという選手もいるので、できるだけ簡単に、より栄養価が高い食事を食べてもらいたいと思った」と長坂さん。様々な栄養素が効率よく摂取できるように工夫した。また昨年の秋季キャンプよりもパスタなどの麺類の料理も増やした。

 食が細いとされる辰己涼介外野手(22)も意識的に食事量を増やし、肉体改造を目指してきた。辰己は「来季は1年間を通して体重が落ちないようにしたい」と意欲を語った。

 長坂さんは日本女子体育大大学院を経て、日本スポーツ振興センターに就職。同センターでは様々なアスリートを食事面から支え、12年ロンドン五輪では、フェンシング男子フルーレ日本代表をサポートした。13年以来となる日本一を目指す楽天。長坂さんを含む多くの裏方たちも、全力でチームを支えている。(高橋 宏磁)

 ◆楽天の倉敷秋季キャンプの野手陣の練習メニュー例(11月7日のもの)

 ▽7時40分 早朝練習へ向け野手が宿舎からバスで出発

 ▽8時過ぎ 早朝練習開始

 ▽8時10分 野手陣がバスで宿舎出発

 ▽9時30分 全体でウォーミングアップ

 ▽10時20分~ 全体練習開始。シートノック&走塁練習など

 ▽13時10分~ 昼休憩

 ▽14時~ ロングティーなど打撃練習 

 ▽15時30分~ 特守、特打など個別練習

 ▽18時10分 バスで宿舎へ

 ▽18時30分~ 夕食

 ▽20時~ 主に若手で夜間練習

最終更新:11/14(木) 17:52
スポーツ報知

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