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【日本ハム】ドラ6梅林、大学侍ブルペン捕手から成り上がり狙う

11/13(水) 8:07配信

スポーツ報知

 日本ハムのドラフト6位・梅林優貴捕手(21)=広島文化学園大=が12日、広島・坂町の同大キャンパスで契約金2000万円、年俸700万円(推定)で仮契約を結んだ。

 中国大学野球2部リーグに所属していた同大初のプロ野球選手が誕生。4年時は侍ジャパン大学日本代表をブルペン捕手として支えた苦労人は、強肩が武器だ。同世代のライバルを押しのけ、プロの世界で夢をつかむ。

 澄んだ瞳で前を見据えた。仮契約を終えた梅林は「改めてファイターズの一員になったと実感が湧きました」。夢の舞台に足を踏み入れた実感。観戦客もまばらだった中国大学野球2部リーグと、札幌ドームの差は想像がつかない。「すごい観客の人がいる前でプレーすることも今までなかった。父からは交流戦で早く(広島に)帰って来てくれと言われてます」と1年目からの活躍を目標に掲げた。

 持ち味は二塁到達1・8秒台をたたき出す強肩だ。今春のリーグ戦では暴投気味の投球を捕球した無理な体勢からでも盗塁を阻止。視察した加藤スカウトを「こんな選手いるんだ」とほれ込ませた。今夏、大学日本代表にブルペン捕手として参加。ロッテ2位・佐藤(東洋大)ら日の丸捕手軍団は「プロ野球(に行く)選手が近くでプレーしている…」と思うほど、遠くに見えたが、いよいよ同じ土俵に立つ。

 素顔は家族思いな好青年だ。契約金は専門学校1年生の妹・愛弥さん(19)と自身の奨学金の返済に充てる予定。大学野球を続けながら、週4日のバスの洗車に加え、ガソリンスタンドでのアルバイトを掛け持ちしてきた苦労人でもある。

 この日身につけたネクタイとハンカチは、アルバイト先の社長からの入団祝いのプレゼント。「自分が一番下手だと自覚してプレーしたい。変にプロ野球選手らしさを出さないで。調子に乗らないでやっていきたい」。広島で育った純朴な男が、初心を忘れずプロの世界で成り上がる。(秦 雄太郎)

 ◆梅林 優貴(うめばやし・ゆうき)1998年3月14日、広島市生まれ。21歳。亀山南小5年の時、安佐北少年野球クラブで野球を始める。亀山中軟式野球部から高陽東高に進み3年夏に8強。広島文化学園大では2年春から正捕手。中国大学野球2部リーグで2度のベストナイン。4年秋に優勝し創部22年目での初の1部昇格に貢献。右投右打。173センチ、85キロ。家族は両親と妹2人。

最終更新:11/14(木) 8:27
スポーツ報知

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