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『まだ結婚できない男』P語る、前作スタッフが集結して描く“偏屈男”の変化

11/12(火) 8:10配信

オリコン

 13年ぶりに復活した、阿部寛主演の人気ドラマ『結婚できない男』。偏屈さに磨きをかけた主人公・桑野信介(阿部寛)の日常を描き、続編『まだ結婚できない男』(関西テレビ・フジテレビ系/毎週火曜 後9:00)も大きな話題を振りまいている。プロデュースを手がける米田孝氏に、13年による変化を描くうえでのこだわり。また、前作に続き“偏屈男”を好演する阿部の現場での様子について聞いた。

【写真】桑野信介(阿部寛)とパグ犬との“哀愁漂う”2ショット

◆“リアル結婚できない男=スタッフ”の声も活かし、時代感を反映

 2006年7月期に放送された『結婚できない男』は、偏屈な40歳独身の一級建築士・桑野信介が、女性たちとの出会いをきっかけに恋愛、結婚を模索していくコメディドラマ。主演の阿部が憎たらしくも愛らしい桑野をコミカルに演じ、当時大きな話題を集めた。

 続編を作りたいという話は何度となく出ていたものの、なかなかタイミングが噛み合わず、その間に、時代は平成から令和へ。結婚をとり巻く環境や「人生100年時代」と言われるようになったことなど、社会は大きく変化した。プロデュースを手がける米田氏は、続編制作までに13年の時間を要したことについて「結果として良かったのではないかと思っています。13年の間、いったい桑野はどんなふうに生きていたのか。それを想像できる面白さがあると思いました」と話す。

 例えば、第2話では桑野が「婚活アプリ」を使って話題となったが、そのほかにも、桑野の部屋にスマートスピーカーが置かれるなど、脚本作りにおいては自然と今の時代を映すことが考えられている。

「打ち合わせでしょっちゅう出てくるのが『リアリティ』という言葉です。スタッフの中にも何人か“リアル結婚できない男”がいますが、脚本家の尾崎将也さんと共に桑野の13年を想像しながら、彼を生身の人間として描くことを心がけています」

◆チーフカメラマンは管理職から現場に復帰

 本作の一番の肝は、偏屈すぎる桑野のキャラクター。その本質を変えないことは大前提だが、歳を重ねたことによる“変化”も本作では丁寧に描いている。

「人生100年時代と言われるなか、第1話で桑野は1人、部屋で流しそうめんを食べながら『あと50年くらい大丈夫だな』と呟きますが、心のどこかで不安めいたものを感じています。彼は偏屈で独善的ですが本質的には決して人間嫌いではなく、おせっかいだったり、さびしん坊だったり、人間くさい可愛げがあります。歳を重ねたぶん、その部分を少し前に出すことは意識しているかもしれません。脚本を読んだ阿部さんには、桑野の世界観が守られていて安心したとおっしゃっていただきました」

 そんな前作から続く独特な世界観を大切にするために、脚本家はもちろん、監督、カメラマン等スタッフの多くは前作と同じ布陣で臨んでいる。

「これは阿部さんからのリクエストでもありまして、プロデューサーであれば僕以外は全員、前作のメンバーです。チーフカメラマンは、実は管理職になっていたのですが、今回特別に復帰してもらいました(笑)。阿部さんがどう動いたら面白いか、そのフィールドを用意するのが僕らの役目だと思っています」

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最終更新:11/15(金) 5:25
オリコン

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