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茂木(楽天)ら9年間でプロ野球選手10名輩出 名門・武蔵府中シニアの指導理念は「文武両道」

11/12(火) 7:00配信

高校野球ドットコム

 ここ9年間で、実に10名ものプロ野球選手を輩出している武蔵府中シニア。茂木 栄五郎(東北楽天)や菅野 剛士(千葉ロッテ)など、一軍で活躍を見せる選手も出てきており、プロ野球界でも一大勢力となりつつある。

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 リトルシニアの名門として勝利を重ねるだけでなく、選手の育成においても結果を出している武蔵府中シニア。小泉隆幸監督の言葉から、チームの躍進の秘密を紐解いていく。

大学まで野球を続けることでプロへのチャンスは広がる

 全国選抜野球大会、日本選手権大会、ジャイアンツカップ。
 リトルシニアにおける3つの全国大会すべてで優勝を経験しているチームは、全国にまだ数える程しかない。そんな中で武蔵府中シニアは、3つの全国大会すべてで優勝経験を持っており、全国でも指折りの名門チームとして長年実績を残し続けてきた。

 だが、意外にもプロ野球選手を輩出し始めたのごく最近のことだ。2010年に南 貴樹(浦和学院出身)がドラフト3位指名でソフトバンクホークスに指名を受けて入団すると、以降は立て続けにプロ野球選手が誕生。この9年間で輩出したプロ野球選手10名の数字は、中学野球界では異例の数字と言っていい。

 チームを率いる小泉隆幸監督は、プロ野球選手の輩出が急増した要因に長く野球を続ける選手が増えたことを挙げる。

 「常日頃から、大学まで行って野球を続けてくれと選手には言っています。野球やる期間が長ければ長いほど、それだけプロの目に止まるチャンスが増えると思いますし、遅咲きの子でも陽に当たるチャンスが増えると思っています」

 実際、プロ野球の扉を開いた選手の中には「遅咲き」だった選手も多い。長く野球を続け、そして努力を続けたことにより、中学時代では考えられないような活躍を見せる選手ばかりだと小泉監督は語る。

 「まさかこの選手がプロ野球に、というような選手ばかりです。もちろん、みんな努力は必ずしていました。普通の努力の更なる上の努力です。山野辺翔(埼玉西武)や菅野 剛士はみんなが帰ってもずっと練習してましたし、茂木 栄五郎も本当に練習の虫です。みんな大学まで野球を続けて、努力も怠らなかったことでプロに進むことができたと思います」

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最終更新:11/12(火) 8:49
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