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「本当に残念でじくじたる思い」スバルはリコールを減らせるのか

11/12(火) 10:31配信

ニュースイッチ

中村社長、品質改革への決意

 「本当に残念でじくじたる思い」と肩落とすのは、SUBARU(スバル)の中村知美社長。決算説明会でリコール(無料の回収・修理)費用が膨らんだことを報告。

スバルの「明るく風通しの良い企業文化」は、ピカピカの本社ビルの中だけ

 品質改革を進め完成検査問題で落としていた操業を9月に通常状態に戻した。一方で「リコール費用が期初見積もりを大幅に上回った」と品質問題は尾を引く。

 米国販売は好調だが車両の在庫は枯渇する。成長を維持するためにも「技術や製造、調達、取引先を含め共同で品質を改革する」と将来の不具合の種を無くす努力は続く。

<アナリストの見方>「稼ぐ実力」の回復著しい

 一過性の品質関連費用を除けば、業績は想定ラインの進捗内容である。実際は「稼ぐ実力」の回復著しい。今回のサプライズとなった品質関連費用は7-9月期だけで総額650億円に上る。製品品質でつまずいたSUBARUは「品質改革の推進」を中期経営計画で最優先課題として取り組んでいる。

 設計素子の改善から、現行車の不具合のレビューを徹底して進めている。発見される不具合は市場措置を迅速に実施する。そのため、品質費用が多発する傾向が残るが、レガシーの問題と認識すべきだ。これは2012年のトヨタ自動車の品質問題への対処と同様なアプローチだ。SUBARUの新型モデルの品質は大幅に改善へ転じていると聞く。過去負債を一掃できれば、品質問題は急速に解決に向かうだろうと期待している。
(ナカニシ自動車産業リサーチ・中西孝樹代表)

最終更新:11/12(火) 10:31
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