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性的な発言や女性蔑視。就活の現場で起こるハラスメントに1万人が声を上げた

11/12(火) 18:17配信

BuzzFeed Japan

「『彼氏はいるの?』『週どのくらいやってるの?』『俺、妻とSEXレスでねー』などと聞かれた」

「パンツスーツであることを指摘され、スカート履かない女は男と一緒だと言われた。女子のためのスカートをこういう時に使わないと、という言葉に寒気がした」

「恥ずかしい学歴とは思わないの?と面接官に言われた」ーー。

就職活動中の大学生に起きる、こんな「就活ハラスメント」が問題となっている。いずれも相談サイトに実際に寄せられた、人事担当者など社会人からのハラスメントの例だ。【BuzzFeed Japan/冨田 すみれ子】

絶えない就活ハラスメントの被害

希望就職先の社員からの性的な言動、圧迫面接、パワハラ発言など、就活ハラスメントの被害は絶えない。

ハラスメントの相談サイト「QCCCA(キュカ)」には、就職活動をした学生らから50件を超える被害が報告されているという。

こんな現状に対し、署名サイトChange.orgで7月、「#就活ハラスメントをなくしてください」と経団連や厚生労働省に対して対策を求める署名キャンペーンが立ち上げられた。1万1千筆を超える署名が集まった。

署名キャンペーン主宰のキュカと、キャンペーンに賛同する大学生らが11月12日、厚生労働省の官房総務課担当者に署名と要望書を提出した。

署名提出に同行した女子大学生は「就活では学生は弱い立場にあり、採用する側の会社は強い立場にある。そんな状況の中でハラスメントは起きています。政府には法整備をお願いしたいです」と話した。

キュカの片山玲文さんは「就活中の学生を保護するルールは現在ほぼなく、学校の就職課などに相談しても、学校側から相手先である企業に強く言うこともなかなかできないのが現状。就活生はどこに相談すればよいか分からないのです」と問題を指摘した。

今回、提出された要望書では、厚労省や文部科学省に対し、就活ハラスメントの相談窓口を作ることや調査を行って実態を把握し、法律で就活中の学生をハラスメントから守ること、ハラスメント関係法の指針に就活中の学生について言及することなどを求めている。

また、経団連など使用者団体に対しても、専門委員会を立ち上げて、就活ハラスメントをなくす取り組みをするよう呼びかけている。

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最終更新:11/12(火) 18:26
BuzzFeed Japan

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