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大雪警報、注意報 早めに 岡山地方気象台、50年ぶり基準変更

11/12(火) 21:49配信

山陽新聞デジタル

 岡山地方気象台は、県内の大雪警報・注意報の発表基準を14日から変更する。これまで24時間の予想降雪量を基準としてきたが、12時間予想に変えることで従来の基準より少ない降雪量でも注意報・警報を出せるようにする。早めに備えを促し、交通機関の乱れなどによる市民生活への影響を抑える狙いで、1969年以来、50年ぶりの基準変更となる。

 変更後の基準となる12時間予想降雪量は、警報が北部の山地45センチ、平地25センチ、南部10センチ、注意報が北部の山地25センチ、平地10センチ、南部5センチで、多くの地域で24時間予想降雪量より少なくなる。通常の気象予報では南部に分類される高梁地域と吉備中央町は北部の平地に準ずる。

 現行の基準は家屋に被害が生じるほどの大雪への備えに主眼が置かれているが、近年は全国的に警報の基準を下回る降雪量でも交通機関が乱れるなど市民生活に大きな支障が出ている。そうした状況を踏まえ、各地の気象台が発表基準の見直しを随時進めている。

 岡山地方気象台は2008~18年の県内の事例を検証。14年2月に岡山市で12時間に9センチの降雪量があった際は、高速道路が通行止めになったり、鉄道の運休や遅れが相次いだりした。

 気象台は「県内で24時間雪が降り続けることは少なく、岡山市では1980年以降、警報発表基準となる30センチ以上の降雪量はない。新しい基準により警報と注意報の発表・解除をタイムリーに出せるようにする」としている。

最終更新:11/12(火) 21:49
山陽新聞デジタル

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