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アマゾン、三井物産出資のテイストメイド、日本でeコマース開始──都内でスタジオ・カフェの複合施設を検討

11/12(火) 5:45配信

CoinDesk Japan

2012年の創業からこれまで約1億3000万ドル(約142億円)の資金を調達し、食(Food)、旅(Travel)、家(Home)をテーマに独自の動画メディアを制作・配信してきた米テイストメイド(Tastemade)は、早ければ今月中にも日本で料理器具や食器を中心とするeコマース事業を開始する。来日した共同創業者のスティーブン・キッド(Steven Kydd)氏が明らかにした。

テイストメイドが2016年に設立したTastemade Japanは、事業拡大の一環として、都内に料理動画の撮影スタジオやカフェ、イベントスペースなどを完備した複合施設の開設も検討している。すでに複数の候補地の視察を始めた。キッド氏がCoinDesk Japanの取材に答えた。

カリフォルニア州サンタモニカ生まれのテイストメイドは、ミレニアル世代(1980年~2000年に生まれた世代)をターゲットに、低コスト・高品質の料理動画の制作を始め、Facebookやインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアを中心に配信。創業からそのブランド力を徐々に強め、月間視聴者数は世界で2億5000万人、再生回数は30億回を超えるまでに伸ばしてきた。

ミレニアル世代がコアターゲット

拠点を米国、日本、イギリス、フランス、ブラジル、アルゼンチン、中国、インドネシアの8カ国にまで増やし、コンテンツの幅もレシピ動画にとどまらず、旅行やホーム&デザインなどを加え、今ではエンターテインメント性の高いライフスタイル・デジタルメディアとなった。

「ソーシャルメディアとスマートフォンと共に生きてきた世代に対して、デジタルコンテンツとeコマースに加え、オフラインでの実体験を提供することに特化してきた」とキッド氏は言う。「今の時代、撮影機材のコストは低下しているが、そのクオリティはさらに上がっている。この点も、テイストメイドがブランドを作り上げられた要因の一つだ」

取材で訪れた東京・南青山にあるTastemade Japanのオフィス兼スタジオでは、ミレニアル世代のタレントたちがキッチンに立ち、レシピの撮影を行なっていた。オフィススペースには、多国籍のスタッフたちがコンテンツ制作を進める。

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最終更新:11/13(水) 23:13
CoinDesk Japan

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