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結婚・妊娠・仕事…若くがん発症「AYA世代」が悩み共有 沖縄で初の交流会

11/12(火) 9:10配信

沖縄タイムス

 若年性乳がん患者の支援団体「ピンクリング」は3日、「若年性乳がん体験者のためのおしゃべり会」を那覇西クリニックまかびで開いた。全国キャラバンの一環で、県内での開催は初めて。患者やその家族ら16人が参加し、結婚や妊娠、仕事など若年特有の悩みや不安を共有した。

 若年性乳がんに詳しい専門医師のセミナーでは、一宮西病院外科・乳腺外科(愛知県)の鈴木瞳医師が登壇。「AYA世代」と呼ばれる15~39歳のがん体験者は、年間2万人以上いるとし「就職や結婚、出産など年齢特有の課題があるため、政府も対応の必要性を掲げている」と説明した。

 年間の乳がん罹患(りかん)数は8万人で、そのうち40歳未満の乳がん発症は全体の約6%(4800人)に上ると示し「決してあなたは一人ではない」と語り掛けた。

 16人の参加者は3グループに分かれ、自分と向き合うことを後押しするワークショップに取り組んだ。過去、現在、未来に分けて自分の気持ちを打ち明けた。

 参加者の1人は「がんが発覚した時は、後ろ向きになってふさぎ込んでいた。病気になって自分の体を大切にするようになり、素直に周囲に甘えられるようになった」と発表。

 別の体験者は「不安もあるけど、ありのままの自分を受け入れたい。結婚や出産もしたいので、卵子凍結なども考えたい」と前を見据えた。

 ピンクリングの菅原祐美さんは「自分の中で『こうすればよかった』と思う時もあるかもしれないが、その時々で一生懸命やったことがベストで、良い悪いはない」と言葉を掛けた。

 イベントでは資生堂によるがん患者向けのメーキャップ講座も開催。がん治療の副作用による肌色変化や眉、まつげの脱毛などの悩みに応えた。

最終更新:11/12(火) 11:01
沖縄タイムス

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