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ルクレール、F1ブラジルGPでパワーユニット交換。10グリッド以上の降格へ

11/13(水) 9:02配信

motorsport.com 日本版

 シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、F1第20戦ブラジルGPでシーズン4基目のエンジンを搭載することになった。このため、少なくとも10グリッドの降格ペナルティを受ける。

【動画】2019年F1第19戦アメリカGP決勝ハイライト

 ルクレールは前戦アメリカGPのフリー走行3回目中にオイルリークに見舞われマシンストップ。その後の予選・決勝を旧仕様のエンジンで戦っていた。

 そのため、4位となった決勝ではパワーを”わずかに落として”走行していたという。

 理論的には、オイルリークに見舞われたエンジンを修理し、再度使用するという選択肢もあったが、フェラーリのマッティア・ビノット代表はブラジルGPに先立ち、リークがあったエンジンはダメージを負っていたと認め、交換が必要になると語った。

 これにより、ルクレールは今季初めて、パワーユニット(PU)に関するグリッド降格ペナルティを受けることになる。エンジン(ICE)のみの交換であれば10グリッドの降格となるが、他にもエレメントを交換するのであれば、グリッド最後尾からのスタートとなるだろう。

「シャルルは新しいPUを手に入れる」と、ビノットは説明した。

「彼のエンジンはオースティンで土曜日に損傷を負った。これにより、週末の残りの期間は、以前使用していたパワフルではないバージョンのエンジンを使用する必要があったことを意味する」

「新しいPUを搭載することで、シャルルはサンパウロでグリッドペナルティを受けることになる。しかし、通常のパフォーマンスレベルに戻り、シーズンを良い形で終えられるよう、ファイティングスピリットを示すのだ」

「我々のクルマが進歩していることを確認し、その勢いを冬(オフシーズン)の作業に持ち込むために重要なことだ。我々のドライバーとチーム全体が、それに完全に集中している」

 夏休み明けから好調だったフェラーリだが、アメリカGPでは強さが影を潜めた。第13戦ベルギーGPから続いていたポールポジション獲得をバルテリ・ボッタスに阻止され、決勝ではセバスチャン・ベッテルがメカニカルトラブルでリタイア。ルクレールもペースが振るわず、表彰台獲得を争うことはできなかった。

 一部のライバルたちは、アメリカGPを前にFIAから出された燃料に関する技術指令が、パフォーマンスに影響したのではないかと示唆したものの、フェラーリはこれを激しく否定している。

 ブラジルGPでルクレールのマシンに搭載される新しいユニットが、アメリカGP時と同じ仕様になるのか、それとも2020年仕様の”プロトタイプ”となる新バージョンなのか、フェラーリは明かしていない。

 ルクレールは現在、ドライバーズランキング3番手。ランキング4番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とは14ポイント差であり、ランキング5番手のベッテルも19ポイント差。シーズン終盤はランキング3位争いが白熱しそうだ。

Valentin Khorounzhiy

最終更新:11/13(水) 9:02
motorsport.com 日本版

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