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【大学受験】英語4技能検定「GTEC」受検機会を拡充

11/13(水) 13:15配信

リセマム

 ベネッセコーポレーションは2019年11月13日、スコア型英語4技能検定「GTEC」の2020年度実施方針を発表した。試験の厳格性を高め、5回の検定日を設定するなど、大学入試対応としての機能を向上させ、受検機会を拡充する。

「GTEC」検定版の概要

 従来の大学入試センター試験に代わり、2021年1月に実施される大学入学共通テストでは、英語4技能「読む・聞く・話す・書く」を測定するため、GTECなどの英語民間試験が導入される予定だった。しかし、経済的な状況や居住している地域に関わらず、等しく安心して受けられるようにするためには、文部科学省は更なる時間が必要だと判断し、11月1日に導入の見送りが決定した。

 これまで英語4技能試験対策に取り組んできた高校生の努力が無駄にならないよう、ベネッセコーポレーションは大学入試対策としての機能を向上させた「GTEC」検定版の受検機会を拡充する。これにより、英語民間試験の導入で大きな課題だった「会場設置に関する地域格差」「それに伴う受検生の交通費や宿泊等の経済的負担」に配慮した英語民間検定試験の運営を実現していくという。

 「GTEC」検定版は、試験の厳格性をより高めるため、スピーキングテストの不正の防止に向けた遮音用の「イヤーマフ」、準備・解答時間中に周囲の声を遮る技術「サウンドマスキング」、耳栓に近い防音効果のある「カナル型マイク付イヤホン」の3点を複合的に実装する。

 また、「GTEC」が独自に開発しているスピーキングテスト専用タブレット端末の改良を行い、受検生の誤操作防止や、タブレット端末の起動管理強化により、試験の厳格性を高める。

 大学が「GTEC」検定版の入試活用を行う際に、入試としての厳格性を高めるなどの観点から受検者のオフィシャルスコアを専用のWebページより確認できる仕組みを準備する。

 2020年度の試験日程は、高校3年生専用の検定日として、7月18日の第2回と10月3日の第4回を新設し、計5回実施する。これにより、受験生の志望校の入試区分(総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜)に合わせた受検機会を提供する。

 検定料は、2019年度と同額の6,380円(税込)。英語4技能型の出題構成や実施形式、提供スコア(CEFRレベル)、スコアの有効期間、返却期間についても2019年度から変更なし。

《リセマム 工藤めぐみ》

最終更新:11/13(水) 13:15
リセマム

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