ここから本文です

【プレミア12】ソフトバンクが韋駄天・周東にジレンマ 秋季キャンプで打撃を鍛えてほしかった

11/13(水) 16:40配信

東スポWeb

 侍ジャパンは国際大会「プレミア12」スーパーラウンドで12日の米国戦に3―4で敗れ、今大会初黒星を喫したが、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの“いだてん侍”周東佑京外野手(23=ソフトバンク)は3―4の8回一死一塁で代走に起用されると二盗に成功。得点には結びつかなかったが、大会4個目の盗塁に「仕事はできたかなと思います」と満足げだった。

 11日のオーストラリア戦(ZOZOマリン)では1点を追う7回に代走で登場し、二盗と三盗を決め、源田のセーフティースクイズで同点のホームを踏んだ。その“ワールドクラス”の俊足が相手チームの脅威となっているのは間違いない。

 ただ、所属先のソフトバンクでは周東の活躍ぶりを複雑な思いで見守っている。侍ジャパンに招集されたことで、大事な修練の場である秋季キャンプに参加できなかったからだ。

 本多内野守備走塁コーチは「ジャパンでの経験値がプラスになることは間違いない」と前置きした上で「(周東を)レギュラーで起用できるようになれば(チームとして攻撃の)幅が広がる。より足を絡めた野球ができる。そのためには打たないといけない。だからこそ、このキャンプにいてほしかったというのも正直あります」と複雑な心境を吐露する。チームスタッフも「代表チームでは練習量が限定的になってしまう。この秋に徹底して振り込んで来季へのヒントをつかむのがよかったけど、こればかりは難しいところ」と言う。

 鬼脚の代走も大きな武器だが、もともと打撃の潜在能力への評価も低いわけではない。チームにとっての理想は、なかなか固定できないリードオフマンに定着してもらうこと。森ヘッドコーチも周東に関して「期待したいのは1番レギュラー」と話す。

 今季の周東は打率1割9分6厘。102試合に出場したが、114打席にとどまった。代走や守備固めがメインでは昇給にも限界がある。今大会で強打者たちからヒントをつかみ、打撃にも磨きをかけたいところだ。

最終更新:11/14(木) 16:57
東スポWeb

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事