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兜町が恐れる2020年子年の相場ジンクス…西暦末尾「0」の年は株価大暴落

11/13(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 株高が続いている。日経平均は年初来高値の更新が続き、2万4000円も視野に入ってきた。

「2018年10月につけた高値2万4270円を目指す展開も考えられます。米中貿易摩擦は落ち着いているし、為替相場が円安方向にあることも市場に安心感を与えています。12月に予定される英国の総選挙がどうなるか。気がかりなのはブレグジットの行方ぐらいかもしれません」(株式評論家の安藤富士男氏)

 一方、兜町では警戒を強めた方がいいという見方は根強い。

「少し気は早いですが、年明け以降が心配です。来年の干支は子(ねずみ)で、十二支のなかでは2番目に騰落率が高い。ただ1996年、2008年と2回続けてマイナスでした。2度あることは3度ある。何とも不気味です」(市場関係者)

 戦後に東証が再開した1949年以降、日経平均の子年の平均騰落率は23・8%上昇で辰年(28・0%)に次いで2位となっている。ところが、96年はマイナス2・6%、08年はマイナス42・1%と暴落だった。

「もうひとつ、嫌な相場ジンクスがあるんです。西暦の末尾が『0』(十干では『庚』)の年は、株価下落に見舞われます。日経平均の勝敗は2勝5敗で、騰落率はマイナス4・1%と最下位です」(前出の市場関係者)

 30年前の1990年。前年の89年暮れに日経平均は過去最高値の3万8915円をつけたが、その後はバブル崩壊で株価は底なしの泥沼に入り込む。90年の年間騰落率はマイナス38・7%と目を覆いたくなるような惨状だった。

 00年はITバブル崩壊でマイナス27・2%、10年は円高直撃でマイナス3・0%だった。

 確かに、末尾「0」年は鬼門かもしれない。

 株価上昇が顕著なのは末尾「2」の年だ。過去の平均はプラス27・4%で、「0」より30ポイント以上も高い。

 ジンクスとはいえ、これだけ差があると「0」年は慎重になって当然だろう。

「とはいえ、NYダウは史上最高値を更新し、来年は米大統領選が控えています。トランプ大統領が株安を容認するとは思えません。少なくとも予備選が集中する20年3月のスーパーチューズデーまで株高傾向は続く可能性があります」(安藤富士男氏)

 年明けの株高継続もありそうだが、相場ジンクスを侮ると痛い目に遭いかねない。要警戒だ。

最終更新:11/13(水) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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