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【RIZIN】山本美憂 元世界3階級王者・長谷川穂積氏とボクシング特訓

11/13(水) 16:40配信

東スポWeb

 復活を期す女王に、かつての最強王者が緊急エールだ。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.20」(さいたまスーパーアリーナ)出場を目指すレスリング元世界女王の山本美憂(45)が、異例のボクシング特訓を敢行。その模様を本紙がキャッチした。師事したのは元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏(38)で、10連勝を厳命されると同時に貴重な金言を授かった。

 10月の「RIZIN.19」でハム・ソヒ(32=韓国)に敗れた美憂は、連勝が4でストップ。相手の打撃にペースを奪われ、得意な展開に持ち込めなかった試合内容を振り返り「もっと打撃に自信をもって、立ち技で有利に運べるようにならないと。立ち技ができれば、焦ってタックルに入ったりしなくてもよくなる」と分析する。

 そこでスタンドでの打撃強化が不可欠と判断。拠点とする米グアムから一時帰国して向かった先は、長谷川氏が会長を務める「長谷川穂積フィットネス&ボクシング」(神戸市灘区)。接点が生まれたのは3年前のテレビ番組で、その後もSNSを通じてやり取りが続き、今月上旬には6日間の強化合宿が実現した。

「一分一秒が勉強になりました。ステップや頭の振り方はもちろん、右利きのサウスポーの私に合ったコンビネーションも。私の試合を見て分析した上で指導してくれたから、本当に成長できました」と成果を語る。

 一方の長谷川氏は「成長度合いは今まで見た選手の中で一番です。『こんなに変わるの』っていうくらい変わりました。戦い方から全て。強さに対して貪欲なんでしょう。あれだけのキャリアがあるのに、人の意見を素直に聞き入れるところに強くなる要素があると思う。キャリアを重ねると、なかなかそれが難しくなるので」と目を細める。さらに「最低10連勝してほしいですね。決して難しいことではない。十分にできることなので、ぜひ目指してほしい」と今後の目標を提示した。

 この言葉に対して美憂も「その勢いでいきたいですね」ときっぱり。「勇気よりも覚悟を持ってリングに上がれ」というボクシングの極意を学んだことを明かした上で「私に足りないものはそこでした。一つひとつの技、全てで相手を仕留めにいく。その覚悟が足りなかった」と眼光を鋭くさせた。

 今後は教えをグアムに持ち帰り、再起戦に向けて拳を磨く。「次ですか? 大みそかに出たいです。すぐに試合がしたい。負けてしまったからこそすぐに。どんどん強い相手と戦いたいし、その方が成長にもつながると思うので」。世界を取ったボクシング技術を武器に、再び女子最強の座を狙う。

最終更新:11/14(木) 15:14
東スポWeb

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