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電撃引退の神戸FWビジャ 引退後はUCLの共同オーナーに「サッカー界への貢献続けたい」

11/13(水) 14:29配信

デイリースポーツ

 J1神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)が13日、神戸市内で会見し、今季限りで現役を引退すると発表。引退後はUCLの共同オーナーとして「サッカー界への貢献続けたい」と語った。

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 白いシャツとグレーのジャケットに身を包んだビジャは目を潤ませながら引退を発表。引退後のキャリアにも触れた。12日にはMLS2部に相当するユナイテッドサッカーリーグ(USL)に21年から参入することが決まった、クイーンズボロFCの共同オーナーとなることも発表。自身の公式SNSにも「ニューヨークに住んでいた間、クイーンズはいつも僕と家族に愛を示してくれた。クイーンズでプロクラブを設立することは夢だ」と投稿していた。自らが経営するサッカースクール「DV7」などの活動を通じて「ピッチでプレーすることはなくなっても、サッカー界への貢献を続けたい」と述べた。

 会見にはビジャの家族をはじめ、トルステン・フィンク監督(52)、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)らチームメートとスタッフ全員が駆け付け、会見場に用意された椅子に座り、ビジャの言葉に耳を傾けた。

 ビジャは今季、1年契約の推定年俸150万ユーロ(約1億8千万円)で神戸に入団。神戸にとっては元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(34)、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)に続く3人目のW杯優勝経験者で、3人の頭文字をとって“VIP”トリオと呼ばれた。

 複数の関係者によると、神戸は今季で契約満了となるビジャに対し、契約延長も視野に入れていたが、12月3日に38歳を迎えるビジャの意思は固く自ら引き際を決断。親しい関係者に対しては夏頃には引退の意向を伝えていたという。

 8月に引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)に続き、世界的な大物外国人が日本で現役生活に幕を下ろす。

 ビジャは3月2日の第2節鳥栖戦(ノエスタ)でJリーグ初ゴールを決めると、第16節大分戦(ノエスタ)から第18節清水戦(アイスタ)まで3戦連発を記録するなどゴールを量産。出場26試合12得点で得点ランク5位タイにつけるなど、決定力は健在だった。

 12月21日の天皇杯準決勝清水戦(ノエスタ)に敗れればラストゲームとなるが、神戸が勝ち進めば20年1月1日に新国立競技場のこけら落としとして行われる天皇杯決勝が引退試合になる。

 ビジャはスペインが優勝した08年欧州選手権、10年南アフリカW杯で得点王に輝き、スペイン代表通算59得点は同国の歴代最多記録となっている。昨季まで在籍した米メジャーリーグサッカー(MLS)ニューヨーク・シティでも4年間で公式戦80得点を記録していた。

 ◆ダビド・ビジャ(David Villa)1981年12月3日、スペイン・アストゥリアス州ラングレオ出身。スポルティング・ヒホンの下部組織からトップチームに昇格。サラゴサ-バレンシアを経て2010年にバルセロナへ完全移籍、欧州チャンピオンズリーグ制覇などに貢献した。アトレチコ・マドリードから14年にニューヨーク・シティに加入。19年にJ1神戸に完全移籍した。スペイン代表では10年W杯南アフリカ大会で得点王(5得点)に輝き、スペインの初優勝に貢献。国際Aマッチ通算59得点はスペイン代表の歴代最多記録。175センチ、69キロ。利き足は右。愛称はエル・グアヘ(少年)。

最終更新:11/13(水) 21:00
デイリースポーツ

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