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【マイルCS・東西記者徹底討論】世代屈指の瞬発力ダノンキングリーか経験豊富ペルシアンナイトか

11/13(水) 21:43配信

東スポWeb

【マイルチャンピオンシップ(17日=日曜、京都芝外1600メートル)東西記者徹底討論】熟練の技か、若き才能か。第36回マイルチャンピオンシップを、先日のあの名勝負に重ね合わせた「両刀」山口&「分析官」岡崎。狙い馬は当然のごとく、ベテランの5歳馬と若き3歳馬に割れた。果たして最後に笑うのはどっちだ!?

 岡崎翔(大阪スポーツ):井上VSドネアは手に汗握る一戦でしたね。

 山口心平(東京スポーツ):やる前は井上の圧勝かと思ってたが、ドネアもさすがレジェンドと言われるベテランだわ。

 岡崎:思った以上の苦戦に、井上は“底を見せた”という声もありますが…。

 山口:そこは評価が分かれるところだな。オレは負傷しながらもタフに、そしてクレバーに戦った井上はさすがだと思うけど。どんなスーパースターでも若いころには敗戦、苦戦があるもの。“本物”と戦わないと分からないことも多いんだから、負けを恐れずに、どんどんトップの選手と戦い続けてほしい。

 岡崎:いいこと言いますね。

 山口:われわれも外れを恐れずに、信念を持った思い切った予想を…って、つなげようと思ったのに。オレよりも若いオマエが◎ダノンキングリー、○ダノンプレミアムとは…。当てに行き過ぎだろ。

 岡崎:信念を持って分析した結果ですから。

 山口:まあ、ダノンキングリーはGI未勝利とはいえ、毎日王冠の勝ちっぷりだけで“本物”ということは十分に分かったからな。

 岡崎:天皇賞・秋で3着に粘り込んだアエロリット、安田記念の覇者インディチャンプを難なく差し切りましたからね。瞬発力は世代屈指。古馬の壁も何ら問題ありませんでした。

 山口:春は適性外の距離でも絶対能力の高さで何とかしていたんだろうな。ベストの千六~千八なら能力全開が期待できる。

 岡崎:初の関西圏の競馬さえクリアできれば、アッサリもありますよ。

 山口:ダノンプレミアムも天皇賞・秋で2着と巻き返してきた。

 岡崎:相手はアーモンドアイですからね。早めの仕掛けから見せ場たっぷりでした。ただ、こちらは初の中2週の反動が不安。その分、ダノンキングリーを上位に取りました。

 山口:まあ、2頭の高評価は至極当然だけど、最速上がりをマークした馬は近10年で2頭しか勝ってないんだよな。ダノンキングリーは前走ではゲートのポカがあったし、最大の持ち味である決め手に頼り過ぎると、差し届かずの危険性も。それなら前に行けるダノンプレミアムってことになるんだけど、自分の形でスムーズに運べなかった時のモロさが気になるところで…。

 岡崎:さすがに致命的な不利を受けた安田記念(16着)は参考外でしょうに。

 山口:ただ、極端な時計や上がりを求められないマイルCSのほうが、紛れが出る可能性が高いのは確かだぞ。

 岡崎:それで◎ペルシアンナイトですか。ボクはアルアインやモズアスコットも含め、ピークを過ぎたように見えるGI馬たちは、まとめて軽視します。

 山口:ドネアじゃないが、経験豊富なベテランをナメちゃ駄目。条件さえ整えば、まだやれるはずだよ。

 岡崎:まあ、ペルシアンナイトは一昨年の勝ち馬で、昨年の2着馬でもありますから。確かに走るなら、ここって気もしますが…。

 山口:それほど時計の速くない決着に加え、3角の下り坂からのスパートになるからな。持久力を生かせる、このレースが合うんだろ。

 岡崎:それよりもインディチャンプですよ。毎日王冠では最後に甘くなったけど、久々で力んでいたし、58キロを背負ってましたからね。ひと叩きして、流れるマイル戦ならもっとやれます。

 山口:乗り替わりがどう出るかだけど、力は確かだからな。ほかにも京都5戦5勝のダイアトニックなど、上位を狙える馬は結構いる。

 岡崎:ですね。グァンチャーレは7歳になっても地味に力をつけています。スワンS(5着)は直線入り口とゴール前で前が詰まる不利があったもの。スムーズなら、もっとやれるはずですよ。それとマイスタイルも折り合い難が軽減される分、中距離よりはマイルのほうがレースはしやすそう。前走(スワンS=3着)でスピードも通用するメドが立ちました。

 山口:そのあたりよりは、さっきオマエが軽視したGI馬をマークすべきだと思うが。ダノンの親子丼で堅く収まるのか、多彩な伏兵陣が波乱を呼ぶのか。面白い一戦になりそうだ。

最終更新:11/14(木) 21:48
東スポWeb

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