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西川大貴×風間由次郎×梅田彩佳らが挑む、日本発オリジナルミュージカル『(愛おしき) ボクの時代』への想い

11/13(水) 12:31配信

デビュー

 11月15日からDDD 青山クロスシアターにて開幕する1st、2ndのプレビュー公演を経て、11月30日より本公演を上演するミュージカル『(愛おしき) ボクの時代』。次世代を担う若手クリエイターを中心に、オフ(小劇場)からオン(大劇場)へのステップアップを目標にした、日本発のオリジナルミュージカルを創り上げるTRYOUT公演がいよいよ始動する。本作の脚本・演出を手がける西川大貴と、400人を超えるオーディションの中から抜擢された17名のキャストの中から風間由次郎と梅田彩佳に、本番への意気込みや見どころ、オーディションでのエピソードなどを聞いた。

【画像】ミュージカル『(愛おしき) ボクの時代』メインビジュアル

【ミュージカル『(愛おしき) ボクの時代』/西川大貴×風間由次郎×梅田彩佳 インタビュー】

■「”小劇場から大劇場に進出することを視野に入れたプロジェクト”という点にすごく魅力を感じた」

――2回にわたるプレビュー公演を経て、本公演を上演するという、とても実験的な本作について、最初にお話を聞いたときはどんな想いでしたか?

【西川大貴】「去年の10月くらいに、プロデューサーと2人でたまたま焼き鳥屋に行く機会があって。そこで、“日本発のミュージカルを作っていかないとね”というような話をしていて、プロデューサーから『日本オリジナルのミュージカルを作るためには、しっかりと時間をかけて失敗と修正を繰り返しながらやっていく必要があるから、こういうシステムが必要だと思う』という話を伺いまして。
『そんな素晴らしい環境でできたらすごく良いことだと思うし、ぜひやりたいです!』という話をしました。そういう提案をいただいて驚きもありましたが、すごく嬉しかった記憶があります。そこから脚本を書き始めて、最初は6~7人くらいでできるミュージカルを想定して書いていたんですが、改良を重ねていく中で、20名程度のキャストでやれるものをってなっていって……」

【風間由次郎】「へ~、だいぶ増えたね(笑)」

【西川大貴】「そうなんですよ。プロデューサーが『DDD 青山クロスシアターだから楽屋的にも最高で7人くらいかな』って言っていたんですけど、翌日になったら『やっぱり20人くらいは必要かな』って言い始めて、最初は“えっ!?”ってなったけど、本来はそうあるべきだなと思って。オフからオンへっていうのを目標にしているし、今回で完結させるプロジェクトとして書くつもりもなかったので、そうなると少人数だとやっぱりスケール感とかも小さくなってしまうしなと思って。いろいろと話をしていく中でキャストは全員オーディションで選ぼうという風に決まっていきました」

――風間さんと梅田さんは、どんなところに魅力を感じて、このオーディションを受けようと思われたのでしょうか?

【風間由次郎】「僕は、小劇場から大劇場に進出することを視野に入れたプロジェクトであるという点にすごく魅力を感じました。普段、ミュージカルのオーディションを受けるときって、“この役を演じたいから”“この作品に出たいから”というような想いを持って準備して挑むオーディションが多いんです。
でも、今回は作品の内容は何も知らない、ただ面白そうな企画があるってなったときに、自分と同じような想いを持っている同世代の人たちがいるんじゃないかなと思って。そういう人たちに会ってみたかったんです。そんな感覚でオーディションに応募したことを覚えています。いま稽古をしていても、そのさらに先を意識しているというのをヒシヒシと感じていますし、とてもいい環境で稽古ができているなと思っています」

【梅田彩佳】「私もこの企画を聞いたときに、面白そうだなって思いました。2回にわたるプレビュー公演があるということで、普通の舞台だったら初日が開けたら、多少の変化はあってもそのまま千秋楽まで行くことが多いけど、今回は作って壊してより良いものを創り上げていくという感じで。それってけっこう勇気がいることだし、それをまた次に見せたときに受け入れてもらえるのかっていうのも怖い部分がある。でも、常に“初日”のような気持ちで立てるだろうし、挑戦っていう意味では、与えられたことだけをするのではなく、自分でやりたいなと思いながらできるって、すごく幸せなことだなと思いました。
それと、私は今回演出を手がける西川さんをすごく尊敬しているので、西川さんがやるものを私もやりたいと思ったんです。どんなものが生まれるのか、脚本がどんなものなのか、曲も物語もオーディションのときは全然わからなかったけど、自分が尊敬している人がやるものだし、私にとってもこの1ヵ月~2ヵ月はとても勉強になるだろうなと思って、オーディションを受けました」

【西川大貴】「幕が開いたら、“もう少しここをこうすれば・・・”っていう疑問が湧いたとしても、最後までそのまま千秋楽までいってしまうというのが普通の環境なんですよね。それに対して、このままでいいのかなっていう思いもあったし、こういうプロジェクトができたらいいのになって思っている“種”みたいなものはいろんなところで感じていて。きっと同じ風に思ってくれる人ってたくさんいるんだろうなと。僕は、まだまだクリエイターとしてのキャリアも全然ないし、自信なんて全然ないけど、そういうことをやっていかないとなと思いましたし、僕らの世代がやっていけば、そういう種が芽吹いていくような気がしていて。今回は、そういうチャレンジができるし、そういう風に思ってもらえていたのは嬉しいなって思います」

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最終更新:11/13(水) 12:31
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