『SPRiNG』に連載中の「美採集 BI+SAISYU」。今回は、「浅田真央×フェニックス」をテーマにした清川あさみさんのアート作品と、お二人の対談をお届けします。
清川あさみ(左)
1979年、淡路島生まれ。2003年より写真に刺しゅうをほどこす手法を用いた作品制作を開始。連続テレビ小説『べっぴんさん』ではタイトル映像やポスターのディレクションを手掛ける。代表作は「美女採集」「Complex」『千年後の百人一首』など。現在DOVER STREET MARKET GINZAで作品が展示されているほか、全国巡回中の「不思議の国のアリス展」にも出品。
浅田真央(右)
1990年愛知県生まれ。フィギュアスケート選手として大きな功績を残す。全国各地でサンクスツアー開催中。パラアスリートを応援する番組NHK BS1「真央が行く!」もチェック。
以下
A:ASAMI KIYOKAWA
M:MAO ASADA
A 真央ちゃんが撮影するたびに改善点を探して、すぐに修正している姿は“さすがアスリート!”という感じ!
M ありがとうございます。今回のテーマが“不死鳥”だったので、最初はどう表現していいかわからなかったんです。でも、清川さんとお話していくうちに、なんとなくイメージができ上がっていったので、その後はすごくわかりやすく、楽しむことができました。
A 撮影を通して、すごくわかりあえた気がしてうれしかったよ。不死鳥って、伝説の鳥だからこそ、永遠のスターである真央ちゃんにピッタリだと思ったんだよね。あれ、褒めすぎ(笑)?
M 褒めすぎです(笑)。
A でも、永遠に死なない鳥というところが、普通じゃない感じと、芯の強さが出ている感じがして。
M 私も死んでも復活してくるというのを知って、“私の選手時代はそうだったかも”って思いました。周りが挑まなくてもいいということにも、自分で挑んでいくし、それができなくても、また復活して、やり遂げたいと思う姿が、似ているように感じたんです。
A やらなくてもいいといわれるのにやるのはどうして?
M 自分の目標があるからです。そうしないと、自分が後悔するんですよ。失敗しても、成功しても、できるまでやる。そういう意味では、“死なない”という表現があっているのかなと思いました。
最終更新:11/13(水) 17:00
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