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氾濫・決壊 静岡県も“ギリギリ”だった 台風19号あの日の河川は?

11/13(水) 20:20配信

テレビ静岡NEWS

台風19号から1ヵ月、大雨による各地での河川の氾濫は大きな被害をもたらし、いまなおその影響は続いています。
静岡県内では、河川の決壊や大規模な氾濫はありませんでしたが、実は「いつ起きてもおかしくない」切迫した事態がありました。

住民が切迫した状況を撮影 菊川市・牛渕川

菊川市を流れる牛渕川(うしぶちがわ)。
市内を縦断し、菊川に合流する河川ですが… 
 
池谷庸介記者 
「現在はご覧のように川の水位は低い状態となっているんですが、台風19号の時には、この辺りが氾濫をしたということで、このように現在も土嚢が積まれたままになっています」

こちらは住民が撮影した当時の川の様子です。
川の水があふれ出て、周辺の畑まで水につかってしまっています。
川の水がここまで増水した経験はこれまでなかったといいます。

動画を撮影した母親
「4時から5時くらいまで一気に増えてきて、ちょっとパニックになりかけた頃に雨やんでくれたのでよかったですけど、これ以上降ったらどうなっていたかちょっと分からないですね」

死者・行方不明者あわせて90人以上にのぼった台風19号。
被害を大きしたのが、川の「氾濫」や堤防の「決壊」です。
全国では7つの県のあわせて71河川140ヵ所が決壊しました。(国交省調べ)

静岡県内も「かなり限界 ギリギリの状況」

県内では牛渕川以外に河川の氾濫はなく、堤防の決壊もありませんでした。しかし、甚大な被害が出てもおかしくなかったと専門家は指摘します。
 
静岡大学防災総合センター・岩田孝仁センター長
「かなり限界、ギリギリの状況であったということは、やっぱりきちんと理解をしておいていただいたほうがいいと思いますね」

20河川でレベル4の「氾濫危険水位」に

川の水位は、レベル1から氾濫発生を示すレベル5までありますが、氾濫する一歩手前の状態はレベル4の「氾濫危険水位」です。
 
県によるとレベル4まで達した川が、あわせて20河川に上りました。

東部ー狩野川やそこに流れ込む修善寺川や大場川など
中部ー興津川や庵原川など
中西部から西部ー菊川や浜松市の馬込川や安間川など

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最終更新:11/13(水) 20:20
テレビ静岡NEWS

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