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色鮮やかな落ち葉に埋もれるタヌキの姿が話題…潜っているのはやっぱり暖かいから? その理由を聞いた

11/13(水) 7:04配信

FNN.jpプライムオンライン

秋も深くなり、全国各地で紅葉も見ごろを迎えている今日この頃。休日には、紅葉狩りをしにちょっとした旅の計画を立てている人もいるのかもしれない。

【画像】落ち葉の中からピョコリ エゾタヌキのかわいい顔

そんな美しい紅葉だが、北海道ではすでに落葉しているところもあるようだ。そして今、この色鮮やかな落ち葉とある動物を捉えたかわいらしい画像が反響を呼んでいる。まずは、こちらの投稿を見ていただきたい。

「埋もれタヌキ」という印象的な言葉とともに投稿されたのは、真っ赤な大量の落ち葉の中から頭だけをひょこんと出しているエゾタヌキの画像。

11月という季節柄、肌寒くなっていることがうかがい知れるが、ぬくぬくと暖かそうなタヌキの姿には人間っぽさすら感じてしまう…。

この投稿には、「待ち受けにしたい」「か、か、かわええ」「落ち葉が発酵してるから、暖かいのかな?」などというコメントが並び、11月12日現在で約6000のリツイート、約13000のいいねが集まっている。

投稿主は「おびひろ動物園」( @obihirozoo)の公式Twitterアカウント。同園は、1963(昭和38)年7月に北海道で2番目に誕生し、2019(平成31)年3月末の時点で66種337点の動物を飼育する。国内で2番目に高齢のインドゾウのナナ(推定58歳)のほか、エゾタヌキやエゾリス、エゾモモンガといった北海道固有の動物を展示しているそう。

なんでも同園にはエゾタヌキが、今回注目を集めた雌の「あん」(7歳)のほか、4歳年上となる雄の「シロ」(11歳)がいるといい、水を抜いたタヌキ用プールに紅葉を集めての光景だったという。

だとすると、「シロ」も落ち葉に埋もれていたりするのだろうか? もしかしたら私たちが知らないだけで、エゾタヌキが落ち葉に埋もれるのは習性なのだろうか? 「おびひろ動物園」の飼育展示係の方に話を聞いてみた。

落ち葉に埋もれるのは、風を防いで暖かいから

――「あん」はいつから落ち葉に埋もれるようになってきたの?

10月中旬に落ち葉を入れ始めましたが、寒さが厳しくなるのと同時くらいに潜るようになったと思われます。

――「あん」だけでなく、もう一匹の「シロ」も落ち葉に埋もれることがあるの?

埋もれていることがあります。

――この状況は自然にそうなったの?

こちらで、落ち葉を獣舎内のプールに入れた際に、与えるえさを隠すところから始めました。タヌキは雑食性で、地面に落ちているえさの匂いを嗅ぎながら探索するため、採食エンリッチメント(動物たちが野生状態での採食を実現できるよう、えさやりの方法などを自然に近づけるなどの工夫を凝らすこと)の一環として行っています。

――今回のように、エゾタヌキが落ち葉に埋もれたがる理由を何だと考える?

落ち葉自体が風を防ぐのと、落ち葉がある場所がプールとしてくぼんでおり、風が当たりにくく、総じて暖かいからと思われます。

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最終更新:11/13(水) 11:56
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