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重い宿題!? リニア問題で国交省幹部が川根本町を訪問

11/13(水) 19:09配信

静岡朝日テレビ

リニア新幹線工事による大井川の水問題で、県とJR東海の協議が難航する中、両者の調整を進める国交省の幹部が、大井川流域の町長らを訪ねました。重い宿題を課せられたようです。

大井川流域にある全ての市長や町長から、意見聴取を進めている国交省の江口秀二技術審議官。きょうは川根本町役場を訪れ、鈴木敏夫町長と非公開で話をしました。

国交省・江口秀二技術審議官:「川根本町の大井川への思い、歴史を聞かせてもらい有意義だった」

こう話した江口審議官ですが、鈴木町長は要望を伝えたといいます。

川根本町・鈴木敏夫町長:「川根本町は全域がユネスコエコパークに登録されている。要望としては環境省も(協議に)入れるべき」

環境省の参加は、川勝知事も先週、協議再開の条件として要望。さらに、知事は国交省に会議を全面的に公開することも求め、3者協議の情報管理をめぐっては怒りをあらわにしました。

川勝知事:「県の職員を侮辱するなど私は絶対に許さない」

川勝知事からの宿題に江口審議官は。

国交省・江口秀二技術審議官:「(知事から条件出されたが)県ともコミュニケーションを取りながらやっていきたい。(罵倒されたとも話していたが)引き続き県とはいろんな面で話したい」

江口審議官と面会した鈴木町長は、こう感じたと言います。

川根本町・鈴木敏夫町長:「(環境省には)聞き取りをして対応すると言っていたが。(環境省を)交えずにやりたいだろうという感触。(それで環境は守られるのか)守られないでしょう」

一方、JR東海の金子慎社長は、環境省の参加は国交省に判断をゆだねると話し、川勝知事が求める協議の公開には否定的な考えを示しました。

JR東海・金子慎社長:「国交省が必要に応じて部局・官庁に手配する役割だと受け止めている。フルオープン、衆人環視が必ずしも適当だと思えない。言いたいことが言えない。逆にパフォーマンスする弊害もある」

一方、個別の説明を求める大井川流域の市や町には、それに応じる考えを伝えたと明らかにしました。

JR東海・金子慎社長:「大井川の水は減らない。地下水にも影響はないと。大事な点について説明していきたい」

最終更新:11/13(水) 19:09
静岡朝日テレビ

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