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「似ているようで全く違う」16インチMacBook Proの評価すべきポイントとは(本田雅一)

11/13(水) 22:48配信

Engadget 日本版

Appleの製品において、あまりに“Pro“という名称が多用されることに少し違和感を覚えている人がいるかもしれません。確かに今年は“Pro“がつく製品がデスクトップパソコン、ディスプレイ、スマートフォン、ワイヤレスイヤホンで登場しました。

ギャラリー: 16-inch MacBook Pro

そして今日、16インチMacBook Proが発表されたわけですが、実機に触れてみるとハードウェアとソフトウェアの両面に渡って確実に“Pro“であることを感じます。

開発者向け会議のWWDC 2019で発表されたMac Pro、およびPro Display XDRは価格も性能も、まさにプロフェッショナル向けで(エンスージアストとして欲しい! と思うとしても)アマチュアが必要とするような製品ではありません。

しかし、今回発表されたMacBook Proの16インチモデルはユーザーの適応幅が広く、Proの名称こそ付いていないものの性能的には実にPro的な「Mac mini」の現行モデルに近い“幅広い顧客層“に似合う製品に仕上がっています。

製品のプロフィールは、すでに別記事で掲載されていますから、ここではアップルへの取材や実機を使った上で感じた、“新しいMacBook Proを評価“する上でのポイントに絞ってファーストインプレッションをお届けしていきます。

“ディスプレイサイズの違い“は、すべての仕様変更の出発点に過ぎない

ディスプレイサイズの大型化(15インチモデルは正確には15.4インチのため、実際の差は0.6インチ)は、新製品のもっとも目立つ仕様変更ですが、製品の取材を進めていくと画面サイズの拡大は、単に新しい製品を開発する際の“出発点“に過ぎないことがわかります。

いや、もう少し正確に言うとディスプレイの拡大が出発点なのではなく、映像制作や写真家、あるいはゲーム制作や3Dグラフィックスデザイナーなどのクリエイターが、プロフェッショナルとして最高の品質を求めるため「もっと性能を」と求める声を拾った結果、新しい進化を果たすためにシャシーを再設計したらこのサイズのMacBook Proが生まれた......と解釈するほうがいいかもしれません。

性能の上限を高めるために再設計を行い、そこで定めた様々な枠に沿って、MacBook Proの機能を見直した結果で生まれたわけです。見た目はよく似ていますが、結果はまったく違います。なぜなら、エンドユーザーが使用目的に合わせて幅広い性能レンジを選択できるよう、本体の熱設計を変えているからです。

そして「Mac miniと似ている」と書いたのは、Mac miniが高性能なプロセッサを搭載できる一方、ローエンド構成では安価に設定されているのと同じように、本機も標準モデルの価格が15インチモデルからそのまま維持されているからです。

16インチMacBook Pro 2.6GHz動作の第9世代Intel Core i7(6コア)が 標準構成(メモリ16GB、512GBSSD)で24万8800円、2.3GHz動作の第9世代Intel Core i9(8コア搭載) が標準モデル構成(メモリ16GB、1TBSSD)で28万8800円(いずれも税別価格)。Core i7搭載標準モデルで1万円、Core i9搭載標準モデルで1万4000円、それぞれ買い求めやすい価格設定になっていますが、為替レートが変化したためで米国価格は全く同じです。

つまり、従来機をそのまま引き継いだ機能・性能の正当進化モデルでもありながら、構成を変更することでさらに高いパフォーマンスを引き出せる“スケーラビリティ“を備えています。しかし、実は性能やスペック以外の、この製品を特徴付けているあらゆる特徴へと連鎖しています。

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最終更新:11/13(水) 22:48
Engadget 日本版

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