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【柔道GS大阪】開き直った“ビビり”芳田司が感じたのびしろ/女子57kg級・みどころ

11/13(水) 21:09配信

テレビ東京スポーツ

11月22日に開幕する柔道グランドスラム大阪。2020年東京オリンピック代表選考を兼ねる大一番に日本代表はどんな思いで挑むのか。男女全階級の見どころを紹介する全14回連載の1回目。

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「柔道グランドスラム大阪」みどころ 女子57kg級

世界選手権・女子57kg級で銀メダルに終わった芳田司(コマツ)は旅に出かけた。
 
「(大きな大会に出たあとは)いつもどこか離れたところに行きます。去年は友達と行ったけど、今年はひとりでした。そうすることで、あえて柔道から一度離れたかった」

 そう思えるのは、それだけ精一杯闘ったからだろうか。準決勝ではリオ五輪金メダリスト・試合巧者のシルバ(ブラジル)を一本背負いで沈めるなど、一本の山を築きながら勝ち進んだ。「外国人にはめっぽう強い」という前評判通り、傍らから見ると絶好調に映ったが、芳田はマークされていることをひしひしと感じていた。

「みんな釣り手を潰してきた」

 コルバチック(ポーランド)との4回戦では「2歩、3歩先を読まれているのではないか」と思いながら試合をしなければならなかった。

「あれ? これはやられたことがない。そんなヒヤッとする場面がありました。そういう経験をしたのは久しぶりというか、練習もそこまで変わったことをしてくる人はいなかった。結局内股で取り返して、自分のもの(勝利)にはできたけど」

 想定外の展開になっても、勝利をたぐり寄せることができたことに、芳田は自分の″のびしろ″を感じた。「自分がやってきたことは間違いではなかったと思いました」

高校時代からしのぎを削ってきた″宿敵″デグチ・クリスタ(カナダ)との決勝はゴールデンスコアにもつれ込む大接戦に。試合の流れは芳田の方に傾いていたが、一瞬の隙をつかれる形で谷落で技ありをとられ万事休す。23歳(当時)の夏は終わった。

「結果としてデグチ選手に競り合ったところで負けてしまった。そういうところで負けるというのは、まだまだ修行が足りない。(裏を返せば)まだまだやれることがいっぱいあるんだなと思いましたね」

 前回のリオ五輪は先輩で63kg級代表の田代未来(コマツ)の受けをやるために現地入り。試合はずっと会場で見ていた。「田代先輩にずっと付きっきりでした。だからオリンピックの雰囲気は知っているつもりだけど、東京五輪はリオともまた違うんじゃないかと思います。前回は開催地が海外だったし、治安もよくない都市だった。

今回は舞台が日本だし、応援に来てくれる人にとっても近い。(開催期間中に)会おうと思ったらすぐ会える状況なので、リオの時よりは心強いかなと思いますね」

 グランドスラム(以下GS)大阪ではデグチとの再戦が期待されているが、芳田は「さあ、どうでしょう」と首を傾げた。

「当たるのかな? 当たらない気もするんですけどね。まあどっちでもいいです」


―― 直感は結構当たる?

「私、本当にビビリで直感があったとしてもまわりには言わない(微笑)」

 芳田はリオ五輪57kg級銀メダリストのドルジスレン(モンゴル)とともに、高校時代からデットヒートを繰り広げてきたデグチをライバルと見なす。高校時代は意識しすぎて、会場で会っても話さなかった時もあったという。

「何かをきっかけに話さない仲になったと思うけど、今は普通に話します。この間も一応私が負けているかと思ったけど、『よっ、カナダ!』と声をかけました。ケンカ(試合)したあとにケンカしても意味がない。そんなことをしていたら神経が持たない」

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最終更新:11/13(水) 21:09
テレビ東京スポーツ

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