元リヴァプールのダニー・マーフィー氏は、ヴィルヒル・ファン・ダイクがリオネル・メッシよりもバロンドールにふさわしいと主張した。
2010年代のワールドベスト11発表!最前線では現代サッカー最高の2人の名前も…
12月に発表される2019年のバロンドール。常連のメッシとクリスティアーノ・ロナウドに加え、チャンピオンズリーグを制したリヴァプールからファン・ダイクを含む最多7選手が30人の候補者に残る中、国際サッカー連盟(FIFA)の「The Best」を手にしたバルセロナFWと欧州サッカー連盟(UEFA)の年間最優秀選手賞に輝いたリヴァプールDFが大本命と予想されている。
そんな中、イギリス『トーク・スポーツ』でリヴァプールOBのマーフィー氏は「私にとって受賞者は明らか。それはファン・ダイクだ」と古巣の後輩がDFとして2006年のファビオ・カンナヴァーロ以来13年ぶりの快挙を成し遂げると予想した。
「理由は彼がリヴァプールに残したインパクトの大きさだ。本当に多くの功績がある。彼自身のリーダーシップも成長し、他の選手への影響力はたぶん最大の要因だ。ディフェンスラインをはじめとした周りの選手に大きなインパクトを与えたことは大きな驚きだった。サイドバックは信じられないぐらいに成長し、ジョエル・マティプも輝きを取り戻した。ケガをするまでのジョー・ゴメスも大きく改善していた」
「しかし、他の選手への影響以上に、ファン・ダイク自身のパフォーマンスがセンセーショナルだ。彼なしでチャンピオンズリーグ優勝が考えられたか? 答えはノーだと断言できる。もちろん、前線のトリオのパフォーマンスは見事だが、ファン・ダイクが抜けていれば、彼らの優勝はあり得なかった」
さらに、ファン・ダイクがメッシよりも上回る理由について「メッシはバルセロナをチャンピオンズリーグ優勝に導けなかった。それに、近年ではバロンドールの受賞者はチャンピオンズリーグ優勝チームから選ばれている(過去12年で9回)」と自身の考えを述べている。
最終更新:11/13(水) 8:28
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