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正力賞にソフトバンク工藤監督 イチロー以来の2年連続 王に並ぶ最多4度目

11/13(水) 19:05配信

中日スポーツ

 プロ野球界の発展に貢献した野球人に贈られる「第43回正力松太郎賞」の選考委員会が13日、都内のホテルで行われ、工藤公康監督(56)が2年連続4度目の受賞となった。2年連続は1994、95年のイチロー以来で、4度の受賞は王貞治と並ぶ最多。ソフトバンクを3年連続日本一に導いた手腕が評価された。

 選考委員の座長を務める王貞治ソフトバンク球団会長は「勝ったというだけではなく、ベテランを休ませたり、甲斐野ら若手のセットアッパーを使うなど、監督の思いきった用兵が評価された」と説明。その上で、ソフトバンクの強さはデータ分析、外国人選手や育成枠を含めた編成にもあるとして、来季以降は規定にある受賞対象者の中に、個人だけでは無く「組織」を入れるべきでは、という意見が話し合われた。選考委員会から事務局要請され、来季から承認される見込みだ。

 自身の4度受賞と並んだことについて、王会長は「戦力をうまく生かした工藤監督の用兵が、(ポストシーズン)10連勝につながった。その意味で、工藤監督が選ばれるのは当然。現役である以上、5回、6回となっても不思議ではない。挑戦してもらいたい、というのもおかしいが、話題になるのはいいことだと思う」と話した。

 同賞は、日本プロ野球界の発展に多大な功績を残した正力松太郎氏を記念して1977年に制定され、プロ野球両リーグの競技者(選手、監督、コーチ、審判員)を対象に、選考委員が選出する。選考委員は王貞治ソフトバンク球団会長、野球評論家の杉下茂さん、中西太さん、山本浩二さん、ジャーナリストの門田隆将さんで、今回山本さんは委任状を提出して欠席した。賞金は500万円。

最終更新:11/13(水) 19:05
中日スポーツ

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