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フランス中銀がデジタル通貨を計画、ブロックチェーンアナリストやエンジニアを採用へ

11/13(水) 6:00配信

CoinDesk Japan

フランスの中央銀行「フランス銀行(Banque de France)」はブロックチェーン・アナリストを探している──デジタル通貨の実装に向けた計画策定を支える人材を。

同行の金融安定・オペレーション(Financial Stability and Operations)部門から10月16日に公開された求人では、ブランス銀行は暗号経済学、ゲーム理論、パブリックもしくはプライベート・ブロックチェーンの経験を持つアナリストを求めている。同行はまた、主要な業務上の機能にブロックチェーンを適用する研究を行う開発エンジニアも採用中だ。

我々はフランス銀行にコメントを求めたが、同行はコメントを拒否した。

アナリストの求人のために同行は、プライベート・ブロックチェーンの経験例としてクォーラム(Quorum)、ハイパーレジャー(Hyperledger)、コルダ(Corda)を、パブリック・ブロックチェーンの経験の例としてビットコイン(bitcoin)、イーサリアム・ブロックチェーン(ethereum blockchains)をあげた。

同行はまた、アナリストにユーロシステム内の他のブロックチェーン専門家と実験を行うことを求めている。つまり、同行の内外でブロックチェーンPoC(Proof of Concept:概念実証)に参加し、いかにして金融政策が実行されるかに関連した経済的な問題を特定していく。

過去を振り返ると、フランス銀行はブロックチェーンに積極的に注力してきた。ビットコインではなく。

2016年12月、フランス銀行はデジタルIDのトライアルを実施し、単一ユーロ決済圏(Single Euro Payments Area)内の債権者のIDを証明するために用いた識別マーカーの管理にブロックチェーンを使うテストを行った。

トライアルの数カ月後、フランス銀行総裁はブロックチェーン・スタートアップ企業を交えたフィンテック・ イノベーション・ラボを開くことを発表した。

ビットコインの基礎となるテクノロジーに関心はあるものの、2018年3月、同行は保険会社、銀行、信託会社が仮想通貨に携わることを禁止する提案を行った。

最近、同行の姿勢は軟化している。だが、同行のデニス・ボー(Denis Beau)副総裁は10月、仮想通貨に対する世界的な規制の枠組みを求めた。

翻訳:石田 麻衣子 | 編集:T.Minamoto | 写真:Banque de France image via Shutterstock | 原文:French Central Bank Job Posting Reveals Digital Currency Program

CoinDesk Japan 編集部

最終更新:11/13(水) 9:54
CoinDesk Japan

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