【CNS】車の往来が激しい香港・湾仔(Wanchai)のグロスターロード(Gloucester Road)にあるビルの外壁に最近、巨大な2枚の書の作品が現れた。1枚はノーベル文学賞作家の莫言(Mo Yan)氏、もう1枚は莫言氏の友人で舒同文化芸術研究会会長の王振(Wang Zhen)氏によるものだ。
【写真】香港の湾仔に登場した巨大な莫言氏らの書道作品
作品の幅は約40メートルで、右側は莫言氏が書いた李白(Li Bai)の「魯郡東石門送杜二甫(訳:魯郡の東、石門にて杜二甫を送る)」。左側は王振氏が書いた杜甫の「春日憶李白(訳:春の日に李白をおもう)」。
中国の詩歌史上で最高の2人と称され、唐の時代に交流していた「詩仙」李白と「詩聖」杜甫が互いに思いをはせた詩だ。一日中にぎわうこの通りに展示された作品は、香港で開かれる莫言氏の書道展の前奏曲の役割を果たしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News
※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。
最終更新:11/13(水) 23:24
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