ここから本文です

テンセント、7-9月利益は予想下限にも届かず-中国の景気減速響く

11/13(水) 21:42配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国ソーシャルメディア界の巨大企業、テンセント・ホールディングス(騰訊)の7-9月(第3四半期)決算は最も弱気なアナリスト予想をも下回る利益にとどまった。中国の景気減速で広告収入が打撃を受けた。

純利益は13%減の204億元(約3160億円)。予想平均は235億元だった。世界各地のスタートアップ企業への投資で計上する一時的利益は90%減少。コネクテッドカー関連の投資に絡んだ費用が響いた。売上高は21%増の972億元。

中国経済の成長鈍化はテンセントが展開するプラットフォーム全般で収入の伸びを消しつつある。企業の間で広告を打つ意欲がそがれ、動画や音楽のストリーミングサービス契約も振るわなくなるからだ。

米ネットフリックスに似たサービスの「テンセントビデオ」を含むメディア広告収入は28%減少した。中国政府が未成年のオンラインゲーム利用時間を制限することを決め、テンセントは「コール・オブ・デューティー」モバイル版など世界的な魅力を備えたトップクラスのモバイルゲーム制作に一段と資金を投じつつある。

バーンスタインの香港在勤アナリスト、デービッド・ダイ氏は「耐えられない結果だ。特にゲームとメディア広告が悪かった」と述べた。

オンラインゲームやメッセージサービス「微信(ウィーチャット)」を含む付加価値サービス部門の収入は15%増えた。9月末時点での微信の月間アクティブユーザー数は11億5000万人。

原題:Tencent Profit Misses Lowest Estimate as Economy Sputters (1)(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Lulu Yilun Chen

最終更新:11/13(水) 21:42
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事