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【米国株・国債・商品】株が上げ消す、米中貿易の合意巡り懸念広がる

11/13(水) 6:49配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅高。米中貿易協議で第1段階の合意がまとまる可能性を巡り、慎重姿勢も広がったが、辛うじてプラス圏を確保した。

S&P500種は一時最高値を更新する場面もあったが、その後上げを縮小。トランプ大統領がこの日行った講演では、米中通商協議について新たな情報はあまり出てこなかった。トランプ氏は合意が近く実現する可能性はあると述べたが、合意しなければ関税を大幅に引き上げるとも言明。午前の取引では、トランプ氏の講演で米中通商協議について前向きな発言が出るとの期待もあり、S&P500種は一時3100の水準を上抜けた。

個別銘柄ではフェイスブックが高い。新しい支払い機能の発表が好感された。ウォルト・ディズニーも上昇。新しい動画ストリーミングサービスがスタートした。この日はヘルスケア関連が上げを主導。医薬品のアッヴィも高い。同社が実施する大型起債は、今年最大の規模となる。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種指数は前日比0.2%高の3091.84。ダウ工業株30種平均は変わらずの27691.49ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。米国債市場では10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.92%。

ニューヨーク原油先物相場は小幅安。トランプ大統領が貿易協議で攻撃的な姿勢を強め、経済への向かい風が強まるとの懸念が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は6セント(0.1%)安い1バレル=56.80ドル。一時1.2%高まで上げる場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は12セント安い62.06ドル。

ニューヨーク金先物相場は4営業日続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、0.2%安い1オンス=1453.70ドル。終値ベースで8月1日以来の安値となった。

原題:Oil Steadies on Signals Trump May Expand Trade Offensive(抜粋)

PRECIOUS: Platinum Falls as South Africa Union Reaches Wage Deal(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Randall Jensen, Claire Ballentine

最終更新:11/13(水) 6:49
Bloomberg

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